ビギナー必見 エギング・竿抜け攻略講座《PART2》

秋エギング 竿抜け6

《PART1》ではスポット的な竿抜けについて考察したが、視野を広げれば他にも竿抜けといえる要素がいくつか存在する。たとえば、条件や時期に目を向けることでヒット率やアオリイカのサイズが大きく異なるから…

解説:井沢康浩

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条件面における竿抜け

私が最も苦手とするシチュエーションは、波穏やかなナギの日のまったく潮が動かない時間帯。これはテクニックやタックルでカバーできる範疇ではなく、車を使って大きく移動してもまず打開策にはならない。呆然とポイントに立ち尽くすか、機械的にキャストを繰り返して無駄に時間を消化するしかない。

反対に、波風が気になる程度の天候不良は意外に好釣果が得られることが多い。コンディションのよい時間帯にはまったく餌木に反応しなかったアオリイカが、風が吹いて波が立ち出したタイミングで好反応を見せて大釣りに繋がったということは少なくない。

たとえば、秋の最盛期や春の産卵を意識したアオリイカの接岸時期に、ウネリをともなった急な天候不良があると港内へと逃げ込むように群れが入ってくることがある。そうしたタイミングに当たれば思いもよらない爆釣を味わうことができる。

また、軽いPEラインを使用するエギングにおいて、沖からの強い向かい風は大敵である。多くのアングラーがそうした状況では釣りを断念するのではないだろうか。しかし意外にも、足もとから十分な水深のある防波堤ではこの向かい風が好機を呼ぶこともある。実は向かい風によってベイトとなる小魚が防波堤際に押し寄せられて溜まり、それを狙うアオリイカが接岸することが多いのだ。

このパターンのときは、堤防際に沿って潮しもへ5㍍ほどキャストしてボトムを取り、サソイのアクションを入れた後は素早くラインスラックを回収してステイさせる。すると餌木が潮に引かれることでロッドティップに負荷がかかる。アオリイカが乗るとその負荷が増すか抜けるか、いずれかのアタリがでる。

このアプローチ法なら足もと狙いのためラインさばきもそれほど難しくはないし、遠投の必要もない。なお、ラインの動きでアタリをとることはせずに、シャクリを入れたあとのラインスラックを素早く回収してガイドへのラインがらみを起こさないように注意しよう。

秋エギング 竿抜け7

ウネリが出た後は穏やかな港内に逃げ込んだアオリイカがそのままとどまっていることが多い。小型が主体となるが手っ取り早く数を伸ばせることもある。
他にもキャストの際に餌木が押し戻されてしまうほど向かい風が強い状況ならば、アオリイカも手前に押し流されてきていると考えることもできる。何よりそのような状況では竿を出している釣り人が少ないため、1人勝ちも十分にありえる。

秋エギング 竿抜け8

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