ビギナー必見 エギング・竿抜け攻略講座《PART1》

秋エギング 竿抜け1

秋シーズンは本来なら数狙いが有望なシーズンだが、近年は釣り人の増加によるプレッシャーの高まりや個体数の減少によってそれが成立させづらくなった。しかし、フィールドや条件といったさまざまな面における“竿抜け”を考えることで、またまだウブなアオリイカとの出会いは増やせるから…

解説:井沢康浩

スポンサーリンク

秋エギングの楽しみ方

秋イカシーズンは各フィールドは多くのアングラーが詰めかけ、思うようなタイミングでは実績のあるポイントには入れず厳しい釣りを強いられることも予想できる。時間を有効に使いエギングを楽しむのならリリースサイズの数釣りの中から良型をピックアップするのか、それともキープサイズだけに的を絞るのか、目的を明確にすることをおすすめしたい。

目的の内容により、フィールドを見渡したときにポイントとなる景色のとらえ方がかわるはずだ。そして、どうアプローチすべきかが定まれば、飽和状態のポイントであっても効率のよいエギングが展開できる。

人気釣り場における竿抜けポイント

特定の釣り場に人気が集中する理由は何といっても実績の多さだろう。そして、その実績を生むのは潮通しがよい、西からの風の影響が少ない、ボトムに変化がある、常夜灯などが設置されている、といった好条件である。大規模な漁港を見渡してもこれらすべてを兼ね備えているポイントは限られ、いずれかの条件を満たしたポイントが点在していることが一般的だ。そして各ポイントにはアングラーが集中し、さらに実績が積み重ねられていくことになるが、当然そこへ入れないケースもある。

そこで、見過ごされがちだがアオリイカがつく可能性のある竿抜けポイントを捜し当てる必要が生じる。前記のような条件は満たしておらずとも、それにかわる何らかの要素を持つポイントがあるはずだ。漁港回りで考えるなら…。

●防波堤外向きの沖に設置されたイケスや筏を固定する大きなブロック。
●漁船が旋回する場所のボトム。
●藻場や浅瀬を標すためのブイ回り。
●水揚げした活魚を一時的に入れるイケスの海水を港内へ排水する場所。
●漁港に隣接する水産試験場から海中へと延びるパイプ類。

などのストラクチャーや地形変化にアオリイカがつく可能性は大いに考えられる。漁船が旋回する場所のボトムは深く掘られていることが多く、特に港内の旋回場所であれば外海が荒れたときに逃げ込んできたアオリイカが溜まりやすいと考えられる。

また、ブロックやブイなどは見過ごされているというよりも、根掛かりなどのトラブルに繋がりやすいことから敬遠されることが多いといえる。そうした場所はタイトに狙うのではなく、少し離れたところから潮流に乗せて餌木をドリフトさせるパターンで近辺を探ればOKだ。

人気の高いポイントへ入ることができなくても、このようにアングラーの考え方や観察力、情報分析力により竿抜けポイントを見つけ、釣果に結びつけることができるはずだ。

秋エギング 竿抜け2
秋エギング 竿抜け3

目視できるストラクチャーはすでに探られていると思ってよい。係留ロープの延長線、ひときわ大きなミオ筋といった目視で確認できないストラクチャーの位置を把握して丹念に探ることが大切だ。

秋エギング 竿抜け4

この記事が気に入ったら
いいね!しよう