秋のメッキゲーム、120分で満喫する秘策は？

ハイスピード＆イレギュラーの組み合わせで!!

メッキゲームではミノーによるトゥイッチングが常套手段である。ロッドティップを下げ、リーリングしながら細かいアクションを連続的に加えるパターンだが、これによるイレギュラーな動きとフラッシングでバイトに持ち込む。

メッキは遊泳力が強く、視力もよいのでスローな動きや単調なアクションではすぐにルアーを見切られてしまう。スピードを速くするか、短距離の中で複雑なイレギュラーアクションを演出するかなど、さまざまなパターンを組み合わせながら魚の反応をうかがいたい。このアクションに対する考え方はミノーに限らず、他のルアーにおいても同様だ。

レンジについてはまづめどきで魚の活性が高いときはトップ～サブサーフェース～表層を意識し、それ以外の時間帯はオールレンジを探るように心がけたい。

また、プラッキングは手返しがよくて楽しいが、さらなる釣果を求めるならジグヘッドリグの使用もおすすめ。魚の活性が高いときはもちろん、活性の低い日中やボトムに張りついているときなどにも威力を発揮する。

さらにこだわるなら、ダート系ジグヘッドでの釣りが特におもしろくて効果的だ。僕の場合、ルアーを見切られないように３～５㌘のダート系ジグヘッドを多用している。ワームはメッキのアベレージサイズが20㌢クラスなら２㌅をメインに使用すればいいだろう。

アクションはミノーのように連続トウィッチで上下左右への３Ｄダートを繰り返して見切られないようにする。これでナチュラルな波動とイレギュラーなアクションを演出できるので非常に効果的だ。底を取ってダートさせながら巻き上げてくると、メッキが表層までチェイスしてきてワラワラと集まることもある。「今までどこにいたのだろうか？」と思うようなこともよくあるのでぜひ試してみてほしい。

ルアーを見切られないだけのスピードを維持しつつ動きに変化を持たせたい。