【シーバス】安全性とヒット率の向上を実現するウェーディング入門①
ウェーディングスタイルはポイントに近づきやすい反面、シーバスにプレッシャーを与えることにもなる。せっかく着用したのだからといきなり沖へ出たくなる気持ちを抑え、手前のポイントからていねいに探ることで…
解説:加地武郎
ウェーディングゲームの特徴
服を着たまま水に入るということは普段の生活ではまず体験することがないでしょう。探検かハンティングでもしているかのような、非日常的な感覚を味わえるのがウェーディングゲームだといえ、釣りのおもしろさやワクワク感が倍増します。
そして実釣面においては、陸っぱりではルアーを送り込むことのできないポイントを撃つことができるので攻略の幅が広がるという大きなメリットがあります。特に「状況を考察して泳ぎやシルエットが最適と思えるこのルアーを使いたいが、飛距離が稼ぎにくいことからポイントに届けられない…」といったジレンマに陥ることが少なくなります。ポイントまでの距離を縮めることができるのは強力なアドバンテージです。
さらに、目線が水面に近づくことから魚とのファイトもエキサイティングなものになります。また、ファイト中はラインがより水平に近い向きとなることからバラす確率も低減できます。ただし、ロッドの位置が低いぶんだけ魚との間に障害物が存在する場合にはテクニカルなやり取りが要求されます。バラしにくい反面、ランディングまでのプロセスがやや難しいものとなるのもウェーディングゲームの特徴といえるでしょう。
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