要点を押さえて手堅い釣果を!! ショアジギングで美味なタチウオを攻略 | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 2

要点を押さえて手堅い釣果を!! ショアジギングで美味なタチウオを攻略

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タチウオ狙いのジグアクション

●ロッドワーク…ジグの重みをしっかりとティップに乗せ、ジグを大きくスライドさせないように注意します。ロッドの振り幅は3時から1時でスローに動かすのが基本。1時の位置で止めを入れて食わせのタイミングを演出します。

●リーリング…ラインスラックをできるだけ出さないように心がけましょう。糸フケを出し過ぎるとタチウオの鋭い歯によってラインブレイクすることが多くなるので要注意。ワンピッチジャークでティップにジグのウェートを感じながら操作します。

●ラインテンション…横風や向かい風の状況ではどうしてもラインスラックが発生しやすくなります。ジグのウェートを調整することである程度対処できますが、フォール中は必ずテンションをかける、回収時は高速でラインを巻き取るといった対応が不可欠です。

ショアジギング・タチウオ4
ショアジギング・タチウオ5

タチウオ狙いのタックルバランス

適正なタックルバランスと状況に応じたジグウェートの選択により理想的なアクションを演出することができます。また、この点を追求することにより、流れなども感知しやすくなります。

タチウオは青物狙いのような派手なアクションにはあまり興味を示さず、前述のように大きなスライドアクションなどを用いると糸フケが出てバイト時にラインブレイクすることもあるので注意が必要です。

ショアジギング・タチウオ6
タチウオ狙いで注意したいのはやはり鋭い歯によるラインブレイクです。アクションを演出する際は極力糸フケが出ないように注意しましょう。

さらに、ジグの中央にバイトしてくることが多いため、アシストラインの長さもその点を考慮したうえで設定します。アシストフックも細軸でシャープなポイントを有するタチウオ専用のアイテムがおすすめ。そして、リヤに専用のトレブル(細軸)をセットすればバラシを低減できます。特にタチウオの活性が低いときなどはリヤに掛かることが多いため、フックは前後に装着するようにしましょう。

ワンポイントアドバイス

●ファイト方法…ポンピングはバラシの原因となるのでNG。ロッドを2時の位置で保持し、一定スピード(2秒でリールハンドル1回転ほどが目安)で寄せてきます。ただし、引きが強いときはロッドの弾力をうまく使って対応しましょう。ラインを緩めないように注意しながら魚の引きに合わせてロッドを下げ、引きが止まればゆっくりと元の位置(2時の位置)に戻すといった具合です。

●ラインブレイクを回避するコツ…前述のようにスロー、かつ直線的な動きでアプローチすることでタチウオの鋭い歯によるラインブレイクを回避します。ただし、潮が動いていないときなどはリアクションバイトを狙ってセミロングタイプのジグを使い、ややスライドさせて誘う場合もあります。そのときも極力ラインスラックを出さないように注意しましょう。あとはワイヤーリーダーをセットするのも一手です(長さは7~10㌢ほど)。

●釣果アップのコツ…タチウオはジグのフラッシングに好反応を示すことが多いため、アシストフックにグローカラーの小型タコベイトを装着するのも効果的です。

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ジグならではの強みを引き出してタチウオを攻略しましょう!!

《参考タックル》ロッド=メジャークラフト・クロスライドXRS‐962LSJ/リール=ダイワ・3500番/ライン=PE1~2号/リーダー=バリバス・ナイロン25~35 Lb(状況に応じてワイヤーリーダーを使用)


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