【Catch of a life time vol.3】続・パープルヘイズデザインが明かす浦戸湾アカメゲームの真髄 | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 3

【Catch of a life time vol.3】続・パープルヘイズデザインが明かす浦戸湾アカメゲームの真髄

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アカメゲームにおけるアイテム紹介

アカメ釣りは限られたチャンスを逃さないために、またトラブルや危険防止のためにも万全なタックルと装備で挑むことが重要だ。ここでは私が使用しているアイテムと、アカメを釣る上で重要視したいタックルなどの性能について紹介したい。

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【ロッド】
ICHOS(イクオス)PHC-S830EX

マックスウェート80㌘ほどのロッドでPE3号まで対応できるものを選ぶとよい。また、近年ではジョイント系など、ヘビーウェートルアーを使う釣り方も確立されているので、幅広いルアーを扱えるものが望ましい。ちなみに、ICHOS(イクオス)はマックスドラグが5㌔ほどあり、対大型アカメ用に開発されたロッドである。
※ロッドPVはコチラ

【リール】
シマノ・ツインパワーシリーズ4000~5000番

ツインパワーツインパワーXDツインパワーSW
メーカーごとに糸巻き量が異なるので各社の仕様を参考にしてほしい。

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【ライン】
《大物用》バリバス・アバニ キャスティングPE SMP 3号

障害物絡みのポイントやビッグベイト使用時などにメインで用いる。私の中で大物を狙う上では欠かせないとラインだ。
《汎用》バリバス・ハイグレードPE X8 2号
オープンエリアにおけるミノーイングでの使用がメイン。

【リーダー】
《大物用》バリバス・オーシャンレコードショックリーダー 80~120Lb
《汎用》バリバス・オーシャンレコードショックリーダー 40~70Lb

セレクトの理由やシチュエーションはラインと同様。

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90㌢クラスのアカメでも90Lbのリーダーがこれだけボロボロになる。リーダーの選択には万全を期したい。

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【ルアー】
基本的にはどのルアーでもヒットの可能性があるが、個人的には1~3番までのフックをセットできるルアーが好ましいと考えている。大型にこだわるのであれば、青物用のフックや1番限定でルアーを選ぶといいだろう。

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定番であるタックルハウス・BKF。他にもBLAZEYE・エヴォルーツ(プロト)、ジップベイツ・サブラシステムミノー15F、ガンクラフト・ジョインテッドクロウ178(フローティング&シンキング)などを使用している。

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【フィッシュグリップ】
スタジオオーシャンマーク・オーシャングリップ OG2920 HD
エスタボガタックル・ボガグリップ

ボガグリップ30LBでは120㌢クラスのアカメの場合、口のサイドを掴むことはできるが口先には入らないため、過不足ないアカメゲームのためには60LBを推奨する。遠征でこられるアングラーの中にはシーバスゲームなどでメインに使用するフィッシュグリップを持参される方も多く、破損して逃げられるケースも多く見てきた。30㌔以上の大物を取り込む際にはケガを負う恐れもあるし、せっかく釣った魚を逃がしてしまわないように、万全を期して臨むことが重要である。

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【ストリンガー】
パープルイズム・JAIL THE RED-EYE

さまざまなストリンガーを使ってきたが、個人的にはこのストリンガーがベストと考えている。ケガ防止のため、差し込むニードルの先端がやや鈍くなっている。90㌢程度の個体であれば貫通するが、それ以上のサイズになると事前にニードルを研いでおくと使いやすい。もちろん、ケガなどについては自己責任なので使用の際は慎重を期してほしい。
なお、ストリンガーなどに繋ぐのに手間取ると、魚を弱らせることになるのでスムーズに行なう必要がある。遠征でこられるアングラーによく見られるのがストリンガーを持っておらず、地元のアングラーが駆けつけるまでに時間がかかって魚を弱らせてしまうこと。思わぬ大物を掛けたときに後悔することがないように、その点にも注意してほしい。

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【ウェーダー】
mazume・ブーツフットゲームウェイダー(フェルトスパイクモデル)

ウェーディングゲームでの使用はもちろん、30㌔以上の大物を釣り上げたときは魚を弱らせないために立ち込んで撮影を行なうようにしている(釣り人の体力を考えた上でもそれが望ましい)。そのため、ウェーダーは必需品といえ、カキ殻などでケガを負うことを防ぐためにも着用をおすすめしたい。

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初アカメをゲットされた遠征アングラーの泉對さん。ランディングをサポートする際にしっかりとした装備があることでキャッチ率が上がる。

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120㌢オーバーのアカメ。重量も30㌔に迫るビッグワンだ。アングラーや魚体への負担を考えるとウェーダーを着用しての撮影が望ましい。

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【ブルーシート】
近年は遠征にこられるほとんどのアングラーも常備されているアイテム。真夏の日中のコンクリート上は50度を越えるので夜間でも余熱が残っている。魚体をそのままコンクリート上に置くと魚が大きな火傷を負い、ウロコが剥がれて傷を負わせることになるのでこちらも必需品である。私の釣りはキャッチからリリースまでで完結する。そのため、常にブルーシートを用いて計測や魚の移動を行なっている。

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【メジャー(スケール)】
IGFA公式メジャー

出会いのチャンスがそう多くはないアカメだけに、キャッチしたときは悔いがないように、しっかりと計測ができるよう十分な長さのあるメジャーを用意しておきたい。なお、写真のメジャーは2㍍まで計測が可能だ。

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【プライヤー】
Rapala・アルミニウム プライヤー

比較的大型のプライヤーが好ましいが、長時間の釣りではできる限り装備の軽量化を図りたい。そのため、軽量なアルミニウム製のプライヤーを使用している。

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【虫除けスプレー】
ナイトゲームで蚊に刺されると集中力を損なうため、持っていると重宝する。

【ヘッドライト】
ZEXUS・ZX-S700

好みの問題ではあるが安全確認を行なったり、ファイトスペース内の障害物の有無を確認するなど、光量が強い方が何かと利点は多い。

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【アイウェア】
宅配のめがね屋さん・ナイトオレンジ(ナイトピンク)

目を守るという意味でも大切なアイテムだが、光量の少ないナイトゲームにおいて視認性が高いという性能は何ものにもかえがたい。

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【カメラ】
OLYMPUS・TG-4 Tough

防水性能が高く、暗い中でも明るく撮影できる。シャッタースピードも速いため、大型魚の物持ちなどを撮影するのにも向いている。

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【弘瀬伸洋・プロフィール】

高知のアカメゲームシーンにおいて注目されているパープルヘイズデザイン代表。地元の高知でアカメを追いかけ、数々の大型を仕留めている。その知識や経験を生かしたロッド開発やデザイン魚拓など、マルチな才能を発揮。アカメのオフシーズンにはさまざまな釣りを積極的に楽しみ、日々知見を広げている。


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