秋のショア青物ゲームはルアーの軌道で勝負!!【ミノー編】 | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 2

秋のショア青物ゲームはルアーの軌道で勝負!!【ミノー編】

ベスト軌道の作り方

軌道を意識した攻めで重要となるのはポイントの流れを読むこと。急深ポイントは流れが一定であることが多いが、波が当たっていたり、シモリなどが点在していて地形が複雑な場所ではさまざまな流れが生じる。その流れの際や緩み、渦にはベイトが溜まりやすく、それを狙って青物が回遊してくることも多い。また、青物自身も流れの変化や地形に定位しやすい。

まずは流れを見定め、どの方向にキャストしてどんな軌道を作り、その中でどのような変化を生み出すかを考える。そうやっていろいろと試行錯誤した結果がバイトに繋がる。アプローチが単調になりがちな青物ゲームにおいては、軌道を意識することで「釣れた」ではなく「釣った」という実感が強まり、より大きな喜びが味わえると感じている。

それと、もう1つ忘れてはならないのが風に対するキャストの軌道であり、ここを常に考えるようにしたい。たとえば、追い風なら風に乗せるような山なりキャストでなるべく飛距離を稼ぎ、少しでも広範囲を探る。逆に向かい風や横風が吹いているときはライナー性のキャストで狙った場所にしっかりと着水させるようにしたい。

ショア青物ゲーム ミノー5
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ショア青物ゲーム ミノー6

流れや風を利用したアプローチで攻め手を増やしたい。

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《参考タックル》ロッド=ゼナック・デフィ ミュートス アキュラ100HH/リール=シマノ・ステラSW14000XG/ライン=カルティバ・撃投PEフラッシュ5号/リーダー=YGKよつあみ・ガリス イソハンター15号、ガリス FCアブソーバー100Lb/ルアー=タックルハウス・K2F 162 ※ミノーにセットするフックのサイズはいろいろと試すようにしている。フックを大きく(重く)すれば、飛距離が伸びて泳ぎがおとなしくなる。逆に軽くすれば泳ぎがハデになり、バランスを崩しやすくなって横方向の軌道変化がオートマチックに生まれやすい。

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