秋のショア青物ゲームはルアーの軌道で勝負!!【ミノー編】

ショア青物ゲーム ミノー1

青物狙いでミノーの威力をきっちりと引き出そうと思えば、まずは流れを見定め、その中でどのような変化を生み出すかを考えることが重要。自然条件を味方につければ多彩な攻め手が繰り出せるから…

解説:大野 祐

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秋のロックショア青物

ホームの千葉県・房総半島では9月初旬から年末ごろまでが秋の青物(特にヒラマサ)のベストシーズンとなる。秋が深まるとともに高水温から青物の適水温へと移りかわり、沖に離れていたり、北上していたアジやカタクチイワシなどのベイトも頻繁にショアラインに寄りだす。シーズン初期は2~3㌔の小型が多いが、季節が進むと5~6㌔にサイズアップして10㌔オーバーの良型も期待できるようになる。

外房は一部を除いてシャローエリアが多く、私はプラグをメインに使用している。また、ジグは深場を探るというよりも飛距離を稼ぎたいときや流れ藻が多いときなどに重宝する。そして、全体に浅いので沖の潮流が直接影響することが少ない。加えて突き出た地形のため、風の影響を受けやすく風速10㍍以上というコンディションも珍しくない。さらに、国内屈指の波が立ちやすいエリアであり、波やウネリによる水の動きを考慮する必要がある。

今回はそのようなシチュエーションを前提に、ミノーを使用する際に意識する基本的な軌道、さらに波と風という2つの要素を加味した軌道について私なりに考察したい。

風や流れを利用して多彩な変化を演出

①基本的な直線の軌道…常に意識しておきたいのは軌道の変化だ。ミノーの基本的な軌道は進行方向と潜航方向の二方向で作り出される。リトリーブによる軌道はほぼ一直線の単調な軌道である。その単調な軌道が変化するタイミングで魚が反応することが多い。

まずはリトリーブ開始直後とピックアップ寸前に上下方向の軌道の変化が起こり、このタイミングでバイトしてくることが多い。しかし、単にリトリーブするだけでは中間が単調な軌道になりやすい。そこでロッドによるアクション(トゥイッチやジャークなど)を加え、中間に少しでも食わせのタイミング(リズムの変化)を入れてバイトチャンスを増やすように工夫する。

ショア青物ゲーム ミノー2

②流れを利用したドリフト軌道…河川のシーバスゲームなどでおなじみのドリフト軌道はロックショアゲームでも有効であり、私自身、何度もこのパターンで魚を手にしている。波や地形によって生じる流れを利用して横方向への軌道を生み出し、その中で軌道が変化するタイミングでバイトを誘発する。具体的には流れに差しかかるとき、流れを抜けるときの急な軌道変化と、膨らんだ軌道の中での方向変化だ。

ショア青物ゲーム ミノー4

③風によって発生するラインスラックを利用したドリフト軌道…強風&横風時の釣り方の1つとして、風を利用してわざとラインスラックを多めに出し、横方向に軌道を膨らませるという方法がある。これによりヒットゾーンを長くトレースでき、軌道変化のタイミングでバイトを誘う。ただ、ラインスラックが出ているのでフッキングが決まりにくい。掛かりが浅い可能性があるので、ヒット後にスラックを回収してから追い合わせを入れるようにしたい。

ショア青物ゲーム ミノー3


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