秋のショア青物ゲームはルアーの軌道で勝負!!【ポッパー編】
ベストな軌道の作り方
具体的なアプローチ法については海が荒れていなければ簡単である。潮流に対してアップ気味に投げたら風でラインが膨らんだ側、もしくは正面にロッドを構えて竿先を水面に向ける。その後は一定リズムのワンピッチで引けばトレースラインが乱れにくい。
しかし、強風で波が大きく、高い足場からのアプローチとなるとかなり難しい。安全を確保しつつ、理想のトレースラインでルアーを引く最大のコツは遠投と、できるだけ海面に落とすラインを長くすることである。その上で一定のリズムを崩さずにルアーを操作すれば風の影響を受けにくい。
また、竿先の振り幅は30㌢以内としており、タダ巻きに近い場合も多い。そして、ルアーが理想的に動いているときの手もとに伝わる感触(重み)を普段から意識しておくことで視覚に頼らなくてもアクションの正否が判断できる。特にシケているときは目視で判断できないことが多いため「お気に入りのポッパー&お気に入りの巻き心地」をワンセットで覚えておけばトレースコースの正解を教えてくれる。
[spacer]遠投のコツ
強風下で遠投するコツはポッパーの飛行姿勢を安定させること。そして、風の力によって普段以上にロッドが曲がるため、シルエットの割に重いポッパーを使用していつもよりタラシを短く取り、キャスト時の最後の押し出しを正確に決める。重ければ飛ぶというものでもないので、それぞれのポッパーの特徴を把握しておくことが大切だ。
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