秋のショア青物ゲームはルアーの軌道で勝負!!【ポッパー編】 | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 3

秋のショア青物ゲームはルアーの軌道で勝負!!【ポッパー編】

強風時のライン処理について

海面にラインを長く落とそうと思えば竿先をできるだけ海面に近づける必要がある。ただし、海がシケている状況で通常の長さのロッドなら危険な立ち位置となるので無理は禁物だ。とにかく安全なポジションを確保することが最優先で、そのうえでポッパー特有の水がらみのよさを生かして着水後にうまくラインを処理する。 風と潮流が同じ向きならとにかく素早くラインを処理すること。着水直前にサミングして糸フケが出るのを抑えつつ、竿先も海面に近づけておく。着水すればすぐにポッパーを引き始めてラインをなじませる。 風と潮流が逆なら弱めにサミングし、着水後しばらくは風の力でポッパーを潮かみに向けて泳がせ、その間にリールハンドルを素早く巻いてラインをなじませる。風と潮流が垂直に交わるようなら遠投さえ決まれば特に難しいことはないが、波に合わせてポッパーを引くスピードの調整が必要となる。寄せ波は速く、引き波は遅く(もしくはストップ)である。 他にもロッドの握り位置をかえることでアクションのリズムとコースが安定することも多い。私はリールフットが小指と薬指の間にくる位置と、フットが小指の側面に触れる位置の2パターンで対応している。いずれも握り込むのはよくない。 最後に、シケることも多い秋の磯だが、そのようなときはポッパーが頼りになる。安全面にはくれぐれも留意して、決して無理をせずに楽しんでいただきたい。 [spacer]
ショア青物ゲーム ポッパー6
ショア青物ゲーム ポッパー7
ショア青物ゲーム ポッパー8
[spacer]

《参考タックル》ロッド=ゼナック・デフィミュートス デューロ100H、96HHHなど/リール=ダイワ・ソルティガZ6500H ドッグファイト(ノーマルギアに変更)/ライン=ゼナック・ジガートラスト5~6号/リーダー=YGKよつあみ・DMVナイロンショックリーダー130Lb、150Lb(8㍍)+フロロ60号(1㍍)/ルアー=シェルシェーピングルアーズ・ブルータイド180、トランペット190

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
いいね!しよう