【SHORE SNIPER vol.10】VS大型ヒラマサ・ファイトスキルの向上を目指して… | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 2

【SHORE SNIPER vol.10】VS大型ヒラマサ・ファイトスキルの向上を目指して…

ファイト中の体勢

続いてファイト中の体勢について。不慣れなアングラーによく見られるのが、ロッドのバットを脇に挟んでリールフット部分を握ったままの体勢です。こうなるとリールのハンドルが巻けず、ロッドを立てることもできずにのされてしまいます。

ショアロッドは長いので、かなりの負荷が手もとにかかります。これを緩和するために腰~股関節あたりにバットエンドを当て、リールフットではなくグリップの上の方を握ってファイトすることが大切です。他にも不意の突っ込みやバレたときのことを想定し、足を前後に開いて転倒を予防することも非常に重要です。これらは事前にしっかりと念頭に置いておきましょう。

ドラグ設定とファイト中のロッド角度

ドラグ値については、これも各自の体力やバランス感覚に合わせ、可能な範囲で高負荷をかけます。過度な負荷をかけると転倒や落水などに繋がる恐れがあるので、くれぐれも注意して適度な負荷に設定して下さい。

ちなみに私はタックルや状況によって変更していますが、おおむねタックルをセットして10㌔ほどの負荷でラインが出るぐらいに設定することが多く、マックスで15㌔程度です。

そして、大きな魚がヒットすれば間違いなくラインは出されてしまいます。魚が走っているときはあまりロッドを立てずにへの字ぐらいの角度で保持し、バットで受け止めるような体勢で対応すると負担も少なくなります。これで魚が止まるまでは耐えるしかありません。

大型ヒラマサ ファイト3

リールのサイズやギヤについても各自の体力と好みで選択すればよいと思います。私はさまざまな理由で早く回収したいことが多いため、HG(ハイギヤ)やXG(エキストラハイギヤ)タイプを使用してポンピングでラインを巻き取ります。

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