シーバスの反応を刺激する波動ローテーション術を公開!! | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 2

シーバスの反応を刺激する波動ローテーション術を公開!!

※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

細かい部分にも注目しよう

特殊な波動を持つスピナーベイトも使用

シーバスルアー・波動5
サイズの違う2枚のブレードやスカートなど、異なる波動の集合体であるスピナーベイトは、ベイトの群れを演出するのに効果的だという山本さん。これでターゲットの捕食スイッチを入れ、その後にワームやシンキングペンシルなどで食わせるパターンも多用しているとのこと。

ワームをきっちりとセットする

シーバスルアー・波動6
微波動を生み出すストレートワームは必ずフックの軸とワームの中心がズレないようまっすぐセットすること。ワームが歪んだ状態だと、トレース時に回転することで意図せず強めの波動を生み出してしまうこともあるので注意しましょう。

フック変更

シーバスルアー・波動7
フックサイズをかえることで波動を調整するのも一手。フックを大きくすることでルアーの動きがタイトになり、逆にサイズを落とすと動きが大きくなります。これによって波動も変化するため、ルアーがバランスを崩さない範囲で調整しましょう。

波動を細分化して状況対応力を磨く

「波動はまだまだ細分化して考えることもできます。攻め手が増えるほど対応できる状況も多くなりますが、逆にパターンを見失いがちになることも…。そういった意味でもまずは基本の4タイプの波動ローテーションに慣れることが先決だと思います。そこから徐々に細かな使い分けにもチャレンジしてほしいですね」

選択肢が増えるほど釣りの組み立ては難しくなりますが、わずかな波動の違いで反応が大きく異なるケースも確実に存在するそうです。

「突き詰めるほど考えることは多くなりますが、そのぶん満足感や楽しさも深くなります。また、頭を使って手にした魚は必ず記憶として残るはず。それを積み重ねれば、無意識のうちに選ぶべきルアーを手に取っているようになると思いますよ‼」

波動を意識したルアーローテーションを続けることで、おのずと状況に合わせた使い分けが身につくというのが山本さんの考え方です。もちろん、ルアーのカラーやシルエット、サイズといった他の要素も絡めて釣りを組み立てることで、より効果的なルアーローテーションが実現できることはいうまでもありません。目には見えない“波動”という存在に着目し、イメージ力を磨いて新たな攻め手の拡大に繋げて下さい。

シーバスルアー・波動7
たとえば、ルアーの引き抵抗がかわる流れの変化でバイトがあった場合、波動の変化によって魚が反応したとも考えられます。実際にその抵抗に応じた波動のルアーにチェンジすることで連発するケースも多いとのこと。
シーバスルアー・波動8
ロッドとラインの角度を一直線にしてリーリングすることで、ルアーの振動がダイレクトに手もとへと伝わるため、波動の変化を察知しやすくなります。
シーバスルアー・波動9
「トップルアーについては、イメージ的にはバイブレーションとミノーの中間ぐらいです。最大のメリットは波動を広範囲に伝えられること。ピンポイントで食わせるための波動ではなく、集魚効果が期待できる波動として位置づけています」 ポイントを絞り込めないときや、魚の気配が薄いときにサーチベイト的な使い方ができるのがトップならではの波動の強み。強波動でリアクションバイトを誘うというよりも、食い気のない個体の捕食スイッチを入れるイメージで使用しているとのことです。

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

※文章・写真・記事などのコンテンツの無断での転用は一切禁止です(詳細はサイトポリシーをご確認下さい)。