アジング・スタディー【条件&ポイント編③】シャロー×ディープ
シャロー、ディープともにアジが寄りやすい条件やタイミングが存在する。その点を押さえて効率のよいゲームを展開しよう!!
解説:松浦宏紀
アジングにおける浅場と深場
[spacer]シャロー
水温が17度前後の時期は魚の動きが活発になるのでシャローエリア(水深50㌢~2㍍前後)でよく竿を出す。浅場では餌を求めて回遊するアジを効率よく狙うことができる。ただし、ひとことにシャローといってもアジが接岸しやすい地形やシチュエーションが存在する。実際に私がポイントを選ぶ際に重要視している点は次の通りだ。
①干潮時に干上がる場所。
②干上がった場所の先に5㍍以上のブレイクがある。
③夜間は常夜灯の明かりが効いている。
④流れが効いている(潮通しがよい)。
ブレイクのあるシャローはアジが外敵から身を守りやすく、なおかつベイトを追い込んで捕食しやすい。そして、ベイトを求めて接岸するアジは活性が高いことが多く、型、数ともに期待できる。
ディープ
水深10㍍以上の深場でアジを狙う場合も常夜灯の明かりが不可欠となる。明かりはベイトとなるプランクトンやそれを捕食する小魚、小イカなどを寄せる効果があり、アジがそれを捕食するために回遊してくるからだ。
深場はシャローに比べるとレンジを刻む作業が増えるが、大型はボトム付近を回遊することが多いので、その点を意識して狙いたい。
スポンサーリンク
※文章・写真・記事などのコンテンツの無断での転用は一切禁止です(詳細はサイトポリシーをご確認下さい)。