アジング・スタディー【条件&ポイント編③】シャロー×ディープ | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 2

アジング・スタディー【条件&ポイント編③】シャロー×ディープ

各条件の選択の目安

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シャロー

竿を出すタイミングを誤ると厳しい釣況に見舞われるので要注意。私の場合は上げ7分程度からエントリーしているが、下げ5分ぐらいまでが狙い目になると考えている。そして、2.5㌘のジグヘッドリグをブレイクの沖にキャストし、ときおり縦の動きを織り交ぜながらリトリーブで探る。

まずは正面にキャストして潮が左右どちらに流れているかを確認(ルアーが戻ってくる方向から流れの向きを判断する)。続いて潮かみにキャストしてポイントを扇状に探る。これでアタリがなければ立ち位置を数㍍移動して同じように探る。

また、アジがポイントに入っているものの一定の場所にステイしていることがある。そのようなときはアジが溜まっているポイントにアプローチしなければアタリが得られない。ポイントが少しズレただけでアタリがないことも多いので、広範囲をできるだけ効率よく探りたい。

また、ヒットポイントが点在するときは1つずつのポイントに対して素早く見切りをつけ、テンポよく狙うように心がけたい。いくつかのポイントをチェックしても反応がない場合は、タイミングをずらして同じポイントに入ると状況がかわっていることも多い。そのあたりを意識してランガンしたい。

ディープ

常夜灯と流れという2つの要素が重要だと考えている。流れが効いているポイントでは反転流やヨレが生じやすいのでベイトが溜まりやすい。アジからすると捕食が容易になるわけだ。

シャローと違って一見狙いにくそうに思えるディープエリアだが、流れのヨレや常夜灯の明かり(明暗)に注目し、その表層からボトムまでをチェックすればOK。アプローチはジグヘッドリグで表層から宙層を斜めに探る方法が効果的だ。レンジキープで狙うと群れの層をはずせばまったくアタリがないが、リグを斜めに引けばより早くアジの反応を得やすい。

また、宙層からボトムまではキャロなどを使用して手返しよくサーチするのが得策。この場合も斜めにトレースすれば効率がよい。

釣りこなすための注意点

シャローで数釣りを目指すなら、ヒットしたアジをできるだけ水面で暴れさせないこと。具体的には必要以上に引っ張って強引に寄せると魚も抵抗するので要注意。ゆっくりと落ち着いたやり取りで群れを散らさないようにしたい。

アジング 条件&ポイント7

深場では効率を求めて斜めにトレースし、アジの反応をうかがうのが得策だ。

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(SWゲームフィッシングマガジン 2015年9月号より)

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