【SHORE SNIPER vol.9】巨魚のパラダイスにアタック!!

イソマグロの強引を堪能

翌３日めは磯で釣りができる最後のチャンス。この日は南海上にある台風の影響でウネリが上がってくる予想だったため、前日とは異なるエリアへ向かいました。メンバー３人を途中の磯で降ろし、我々が向かったのは姉島の最南端にある二本岩でした。

最終日に渡礁した二本岩。最終日ということでいっそう気合が入ります。

波が出て水の動きが大きいからか渡礁直後から魚は高活性。メンバーが１投めでいきなり10㌔オーバーのイソマグロをキャッチしました。

私にもキャストのたびにチェイスやバイトがあり、カッポレやバラクーダなどをキャッチ。しかし、なかなか本命の「走る魚」からのコンタクトがありません。

バラクーダとのファイト

焦りが募りますが、６度めのバイトでようやく9.5㌔のイソマグロをキャッチ。その後はさらなる大型もヒットしましたが、こちらはあえなくPＥラインがブレイクしてしまいました。

タックルを持ちかえてもかわらず魚の活性は高く、何度もチェイスがあってようやくヒットに持ち込んでキャッチしたのは15㌔のイソマグロでした。

9.5㌔のイソマグロとのファイト

15㌔のイソマグロとのファイト

痺れるようなファイトを堪能しました。

その後もメンバーが巨大なカッポレをキャッチしたり、釣り上げた魚を切り身にしてハリに掛け、海に放り込むと手に負えないサイズのサメが連発してラインブレイクさせられたり…。この日も潮の上げ込みにより波が出てくる影響で正午には磯上がりとなりましたが、納竿直前に10.5㌔のイソマグロをキャッチ。台風の影響で時間の制約はありましたが、今回も小笠原というフィールドを精魂尽きるまで味わうことができました。

最後にキャッチした10.5㌔のイソマグロ。小笠原ならではのロックショアゲームを満喫しました。

６日間の日程と決して安くない費用、普通は二の足を踏んでしまうような遠征ですが、そこには巨魚のパラダイスが広がっています。興味のある方はぜひ一度、思い切ってチャレンジして下さい!!

豊かな自然が数々の巨魚を育んでいる小笠原の海。この雄大なフィールドに真っ向から向き合い、大きな満足感を味わうことができました。

使用タックル

タックル１

【ロッド】
ゼナック・デフィ ミュートス アキュラ100HH

【リール】
シマノ・ステラSW14000XG

【ライン】
カルティバ・撃投PEフラッシュ５号

【リーダー】
YGKよつあみ・G-soul スーパーキャストマン ブルースペシャルWX8　６号

YGKよつあみ・ガリス イソハンター15号

クレハ・シーガー 万鮪50号、80号

タックル２

【ロッド】
ゼナック・デフィ ミュートス アキュラ100HHH（プロト）

【リール】
シマノ・ステラSW18000HG

【ライン】
シマノ・オシア EX8 PE８号

【リーダー】
YGKよつあみ・ガリス イソハンター20号

クレハ・シーガー 万鮪50号、80号

タックル３

【ロッド】
ゼナック・デフィ ミュートス ソニオ100M

【リール】
シマノ・ステラSW5000XG

【ライン】
YGKよつあみ・ G-soul X8 Upgrade PE2号

【リーダー】
クレハ・シーガー プレミアムマックスショックリーダー34Lb

タックル４

【ロッド】
ゼナック・Tobizo TC-86-110G

【リール】
シマノ・ステラSW18000HG

【ライン】
シマノ・オシア EX8 PE８号

【リーダー】
YGKよつあみ・ガリス イソハンター20号

クレハ・シーガー 万鮪50号、80号

【フック】
カルティバ・STX-68（4/0）

【ルアー】
マングローブスタジオ・ストライクプロ マグナムミノー200F
タックルハウス・コンタクト ベゼル バイブ

【大野　祐・プロフィール】

ホームの房総エリアでメーターオーバーのヒラマサを数多く仕留めているアングラー。釣況の好不調にかかわらずウェットスーツスタイルで年間を通して磯に立ち、腕を磨くとともに知識を深めている。

【ショア青物ゲーム・安全とマナーについて】

※上記のリンク先にある「ショア青物ゲーム・安全とマナーについて」を必ず読んでいただき、ルールやマナーを守り、安全対策をしっかりと講じたうえで事故やトラブルのない釣りをお楽しみ下さい。