マゴチを釣ろう!! 〜釣果の近道を徹底伝授〜
マゴチ攻略の基本戦略
ルアーはジグヘッド+ワームを使用。飛距離があまり必要でないこと、バイトが一瞬ではなく意外と口の中にルアーを入れている時間が長いこともあり、ジグヘッドは違和感を与えない程度で飛距離もそこそこの7㌘前後を使用しています。ワームはハゼ類を捕食していることも考えられるため、シャッドテイルやカーリーテイル系を選択しています。また、ホグ系も実績はあるものの抵抗が大きく、多少ストレスを感じる場面があります。
実績の高いカラーはピンク系、チャート系、パール系です。カラーセレクトで重要となるのはフグをどれだけかわせるかということ。動いているときは攻撃されますが止めると見向きもしないカラー、動いているときも止めているときも攻撃を受けるカラーなどが存在するので状況やフグのご機嫌をうかがってチョイスしましょう。
アクションは底ズルを基本にストップ&ゴーでバイトに持ち込みます。カラーセレクトとともにフグの攻撃をかわしながらマゴチをヒットさせるのに効果的です。また、捕食範囲の狭さを考慮してストップはこまめに入れるように心がけましょう。具体的にはリールのハンドル1~2回転に対してストップを数秒といった感じです。
他にも状況によっては底層中心のスイミングも有効です。この2種類のリトリーブパターンでポイントを細かく切るようにチェックすることが釣果への近道となります。シェイクなども有効ですが、広大なポイントをチェックすることが多くなるため、時間を要する攻め方は体力と集中力を奪われやすいのでおすすめできません。
アタリについては派手にバイトするイメージが強いようですが。意外と小さいことが多いです(コツコツ系)。あやしい反応があればいったんロッドティップで生命感を確かめてから合わせても遅くありません。落ち着いて合わせを入れるように心がけましょう。一度バイトしたら結構しつこくルアーを攻撃してくることが多いです。
ファイトについては基本的に底を這うような引きを見せますが、急にダッシュをすることがあります。これがなかなかのパワーでドラグの設定値が高過ぎるとラインブレイクに繋がる危険性もあるので要注意。やや低めの設定が安心です。
マゴチ攻略の応用戦略
フックにウイードが絡んだり、根掛かりが多発して思うようにルアーがトレースできないときはミノー系ワームにオフセットフックとネイルシンカーを装着したリグがおすすめです。ジグヘッドリグと同様のルアーアクションでもまったくストレスなく使用できます。
さらに、手返しはわるくなるものの底付近をチョンチョンとダート気味にスイムさせてからフォールというパターンを繰り返せば、高いスナッグレス効果を生かしてマゴチの捕食圏内でハイアピールすることができます。
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