【港湾のアコウ攻略法 PART1】全層釣法で縦横に探ろう‼ | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 2

【港湾のアコウ攻略法 PART1】全層釣法で縦横に探ろう‼

タックルの特性も活用

タックルはベイト、スピニングの2パターンを使用しています。いずれもリールはハイギヤタイプで、スピニングリールはレバーブレーキつきです。ボトムトレース中に深い落ち込みの存在を感知したとき、ベイトリールならクラッチ操作、スピニングリールならレバーブレーキ操作によって素早くラインを出し、ルアーをボトムへ送り込みます。

ラインは、ベイトタックルの場合PE2~2.5号+リーダー20~22 Lb。スピニングタックルの場合PE1.5~2号+リーダー16~20 Lb。リーダーはナイロンですが耐摩耗性の高いタイプです。水面に浮くPEラインの特性を利用し、遠投した先でルアーをバーチカルに操作するという攻め方も遠浅のポイントが多い瀬戸内では有効です。

アコウゲーム レンジ攻略5

口内には細かく鋭い歯があるので要注意。

[spacer]

夕まづめにカサゴが連発する場所は有望

身近な漁港回りなどでも狙えることから、釣り場で餌釣り師の方とバッティングすることは少なくありません。暗黙の了解ではありますが先行者優先がルールと考えてそのポイントでの釣りは諦めるようにしています。それなりに広い釣り場で、キャストしても先行者の邪魔にならないだけの間隔を空けて下流側に入り、思わぬ大物をキャッチできたということもありました。

他魚としてはカサゴがよく釣れます。特に夕まづめにヒットが連発するのは大歓迎です。というのは、そうしたポイントはそのエリア内のストラクチャーの中でも有力な餌場となっているからです。その場で釣り続けていれば、日没から1時間もすれば主役がカサゴからアコウにかわって中型が連発、というパターンは何度となく経験しています。これはぜひ覚えておいて下さい。

なお、アコウは警戒心の高い魚ですからナイトゲームではリグの交換時などに水面をライトで照らさないように注意しましょう。以前テレビ番組の撮影時に、照明が水面に映り込む状況だとなかなかバイトが得られないことがありました。もとからある常夜灯なら問題はありませんが、暗がりの中で動く明かりにはアコウは敏感なようです。また、足音にも敏感な面があるので、私は釣り座に入ってからしばらくじっとして、こちらの気配を抑えてからキャストを開始するように心がけています。

アコウゲーム レンジ攻略6

しまなみエリアでは50㌢アップも期待できます。

[spacer]

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
いいね!しよう