誰も知らない「裏時合」到来の傾向と対策【オフショアゲーム編】 | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 2

誰も知らない「裏時合」到来の傾向と対策【オフショアゲーム編】

釣況変化のメカニズム

少々偏った見解かもしれないが、いずれのケースも裏時合となったのは「NOプレッシャーの瞬間」といえる。①は直前まで魚にプレッシャーを与えるものが水中に存在しなかった。②は直前まで魚にプレッシャーをかける船が海面に多数存在した。③は人気のある釣り場のため、居ついている時間が長い群れにとってはジグ自体がプレッシャーをかける存在となっている。

という具合で、プレッシャーがかかる直前や解けた直後は裏時合になる可能性が高いといえる。

裏時合をモノにするための対策

以上を踏まえて、他船とともに同じポイントで同じように狙っていても、この「NOプレッシャーの瞬間」を見逃さないようにすることで爆発的な釣況に遭遇したり、釣果の取りこぼしを減らすことができるはずだ。そのために、当たり前といえば当たり前であるが、私は次のようなことを意識している。

例えば、わずかなりとも移動して次のポイントへ入った最初の流し。それまでとは違う群れが入ってきたとき。それまでは一緒にいた他船が他のポイントへ移った直後。普段あまり攻めることのないポイントへ入ったとき。それらの場合は特に集中して釣るようにしている。

朝から晩まで集中力を維持し続けるのが最もよいのだろうが、誰しもそんなに長くは持たないだろう。よく釣るベテランアングラーといえども1日通して100㌫集中しているわけではないはずだ。しかし、ここぞという「NOプレッシャーの瞬間」をしっかりと見極めることができれば、そのタイミングのみ集中力を高めることは可能なはず。ここにあげた他にも裏時合となる瞬間はいろいろとあると思うので、経験と考察を重ねて見つけてほしい。

オフショアジギング&キャスティング 時合3

海況やターゲットの状況変化が時合のタイミングになることも多いが、アングラー側の状況変化にも気を配ることで…。

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