誰も知らない「裏時合」到来の傾向と対策【オフショアゲーム編】 | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア

誰も知らない「裏時合」到来の傾向と対策【オフショアゲーム編】

オフショアジギング&キャスティング 時合1

時間帯や海況の変化がもたらす時合は多くのアングラーが意識している部分といえる。一方でそれらには当てはまらない「裏時合」が存在することがあるのも事実。オフショアゲームの場合はアングラーのプレッシャーが一瞬でも緩和するタイミングに注目すれば…!!

解説:笠原啓昭

突如として訪れる釣況の変化

いろいろな経験をしてきた中で総合的に考えると、裏時合とは「NOプレッシャーの瞬間」という言葉でいい表わせると思う。さまざまな海域や時間帯で釣りをしていると、目に見える自然条件には変化がないはずなのに、それまで沈黙していたのが急に食いがよくなったり、反対にピタリと止まったりすることが何度となくある。中でも強く印象に残っている事象を3つあげると…。

①丹後・白石グリのトップゲーム…怒濤のごとくヒットが続いていたが、餌釣りの遊漁船が同じポイントでアンカーを打った直後にピタリと食いが止まった。

②丹後・久美浜沖のジギング…普段はあまりジギングで攻めることのないエリアだが、強風のため避難していると急にヒットしだし、爆発的な釣況となった。それまでのポイントでも魚探には同じような反応が出ていたが、まったく口を使わなかった。他船から離れ、少し場所をかえたことがきっかけと考えられる。

③輪島沖のジギング…ここでは同じ時間帯でも釣れる群れ、釣れない群れが確実に存在するといえる。ジグ慣れした群れは見向きもしないが、フレッシュな群れは怒涛のごとくヒットしてくる。

オフショアジギング&キャスティング 時合2

釣況の変化には必ず理由があるはず。それを突き詰めて考えることで…。

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