【THE ANSWER vol.1】磯のヒラスズキゲームにおけるポイント考察
押さえておきたいノウハウ
私はいろんなアングラーと磯のヒラスズキの話をしますが、それぞれに自分のノウハウをお持ちです。そして、それらは絶対に正解というわけでもありませんし、間違いでもないと感じています。サラシ内という限られた範囲ではありますが、それほどたくさんの攻め方があるということです。
潮位を意識する
サラシと流れがあり、そこにベイトがいたらサラシのど真ん中にルアーを通すだけで入れ食いなんてこともあります。そのようなときはヒットした潮位を覚えておきましょう。そして、以降にそのポイントを狙う場合は同じ潮位で竿を出すのが最も確率が高いと思います。
オートマチックなルアーの操作法
アプローチでは、ベイトが少なかったり魚の活性が低いときはロッドを立て、できるだけラインを水につけずにルアーを泳がせればいいでしょう。これによりルアーをオートマチックにベイトが流される場所へと誘導でき、ヒット率が上がります。
他にもサラシがキツいときは波動でアピールし、薄いときはじっくり見せるのも効果的です。ちなみに、私の場合は先の方法も含めて自分が納得できるタイミングで思ったところにルアーを通し、それで魚が出なければ移動しています。
磯のヒラスズキゲームにおける安全対策
磯のヒラスズキゲームは釣りの中でも最も危険なジャンルの1つなので安全対策をしっかりと講じることが不可欠です。私は30年以上もこの釣りを楽しんできましたが、落水経験はゼロです。ライフジャケットやスパイクシューズの着用は当然ですが、一番の要因はずっと使い続けている16.5㌳のスーパーロングロッドにより安全な立ち位置を確保できていることが大きいと思います。さらに、万が一の大波がきたときに備え、常に逃げ場を考えておくことも非常に重要だと思います。
ロングロッドに関しては冬の季節風が真正面から当たる状況では厳しいものがありますが、太平洋のウネリのポイントでヒラスズキを狙う際にはおすすめです。ロングロッドならではの長所は他にもいろいろとありますがそれはまた別の機会に紹介することにして、安全マージンが確保できることはこの釣りを楽しむ上で本当に大きなメリットだと感じています。
[spacer]【辻本 隆・プロフィール】
※上記のリンク先にある「磯のヒラスズキゲーム・安全とマナーについて」を必ず読んでいただき、ルールやマナーを守り、安全対策をしっかりと講じたうえで事故やトラブルのない釣りをお楽しみ下さい。
スポンサーリンク
※文章・写真・記事などのコンテンツの無断での転用は一切禁止です(詳細はサイトポリシーをご確認下さい)。