【WINDING TRAIL vol.2】SUP & ボート、シュートジギングでヒットのソースを求める!!
優秀でエロい船頭登場
前述したように「シュートジギング」はSUPフィッシングでライトジギングに特化した釣法なのだが、今回は「果たしてスモールボートでシュートジギングが成立するのか?」というテーマを設けて実釣を試みた。焦点となるのは「スモールボートでSUPのような細かい操舵ができるか?」という点である。
ボートはV型ハルで水面から出ている面積が大きいので風の影響を非常に受けやすい。水面を浮遊するボートを魚探の反応(GPS)上にピタッと止めるのは非常に難しいことである。私のボートは16.5㌳で30馬力のエンジンがついたもの。典型的なスモールボートに分類されるが、これでシュートジギングを成立させるためにミンコタ・アイパイロットというバウモーターを装着した。アイパイロットにはGPSアンテナが内蔵されており、モーターを海中に突っ込んでリモコンボタンを押すと、「ピタッ」と自動で同じ場所に定位してくれる。非常にテクニシャンなアイテムなのだ。
他にもさまざまな機能が備わっており、はっきりいってこの優秀かつエロい機能を有する通称「アイパイ船長」がなかったら、ボートでのシュートジギングは成立しないといっても過言ではない。アイパイ船長頼みなのだ。
[spacer]SUP VS スモールボート
SUPとスモールボート、どちらがシュートジギングに優れているのか? どちらも試してみたことがある人はかなり少ないと思うのでそれぞれの感想をまとめてみた。
まず、SUPは手軽に上げ下ろしができるので車でエリアを移動するという常套手段を有している。また「今日はナギだから佐多岬へ行こうぜ」というような飛車角的要素も合わせ持っているので正直「ズルい」飛び道具である。
待てよ、それをいうのであればスモールボートだって「ボートトレーラー」という選択肢があるじゃないか!! エントリーの手軽さに関していえばSUPに分があるが、ボートトレーラーはそれに勝るとも劣らないセレブリティで格好いいイメージがある。そんなわけで陸移動に関しては引き分けである。
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