【ショアジギング】メタルジグのアクションを完全マスター‼《前編》
ショアジギングは気軽なスタンスで楽しむのもわるくないが、基本的なノウハウをしっかりと理解するとともにアクションのバリエーションを増やすことでより勝率の高いゲームが展開できる。まずはメタルジグのタイプとそれぞれの特徴を理解しよう‼
解説:本林将彦
揃えておきたいジグのタイプ
私がショアジギングで釣行するフィールドは山陰地方や四国の鵜来島などの磯、明石~淡路島の波止がメインである。主なターゲットは4~10㌔クラスのヒラマサやブリだ。その際に使用するメタルジグのウェートは60~200㌘ぐらいで、中でも80~150㌘の出番が多い。
現在はマテリアルだけでも鉛、銅、アルミ、タングステンなどさまざまなタイプのメタルジグがある。そうした比重や硬度によっての違いについては別の機会に譲ることとして、今回はジグのアクションに最も影響を与える重心位置によって以下の4タイプに分類して解説しよう。
Ⓐセンターウェート系(ロングジグはこのバランスのものが多い)
Ⓑリヤウェート系
Ⓒハイブリッド系
Ⓓスローピッチ系(タマゴ型)
より細かく分類することも可能だが、私自身は現場での使い分けとして以上のように考えている。カラーローテーションよりも、Ⓐ~Ⓓの特徴をしっかりと把握した上でローテーションさせてアクションに変化をつける方が効果的だ。
また、Ⓓは本来オフショアジギング用であり、ショアジギングでの使用についてはまだ未知数の部分が多いのでⒶ~Ⓒの3タイプを揃えるとよい。さらに、これからショアジギングを始める方であればまずはⒶとⒷの2タイプに絞り、それぞれのアクションと、それに対する魚の反応の違いをしっかりと感じ取ることに注力してほしい。それが上達につながり、他のタイプを加えたときも使い分けが明確に理解できるはずだ。
[spacer]《私の使用ジグ》 Ⓐセンターウェート系…カルティバ・撃投ジグレベルなど/Ⓑリヤウェート系…カルティバ・撃投ジグエアロなど/Ⓒハイブリッド系…カルティバ・撃投ジグなど/Ⓓスローピッチ系…カルティバ・撃投ジグ ウルトラスローなど
スポンサーリンク
※文章・写真・記事などのコンテンツの無断での転用は一切禁止です(詳細はサイトポリシーをご確認下さい)。