チヌ&キビレ狙いのトップウォーターゲーム・大興奮の展開が楽しめるコツを大公開!!
チヌトップのアクション考察
アクションについては自分の中でベーシックパターンを作り、それを基準に魚の様子を見ながら調整していくようにします。僕の場合はハイピッチなショートトゥイッチで誘うことを基本としています。ロッドを小刻みに動かすわけですが、糸フケをうまく使ってシャープに動かしながらも移動距離を抑え、ターゲットにしっかりとアピールすることを意識しています。
注意点はルアーが魚の横を通り過ぎても同じペースで足もとまできっちりと泳がせること。途中で回収してしまうとチヌ&キビレに警戒心を与えかねません。
反応がないとき、もしくはチェイスだけでバイトに至らない場合は、次のアプローチでトレースラインを前方や横などにズラして様子をうかがいます。食い気のない個体は、この程度の工夫では食ってこないものですが、トレースラインに対する魚の反応をうかがうことは重要です。
ポーズも効果的に組み込もう!!
次の一手としてはトゥイッチによるアクションの中にポーズを組み込みます。このとき、チヌの目前で止めるとすぐに見切られてしまうので要注意。1㍍ほど手前か通り過ぎたあとに止めるといいでしょう。なお、ロングポーズで食ってきた経験は少ないので長くても3秒以内としています。
また、チェイスはあるのにバイトしてこないときもポーズが有効です。ただし、この場合は一瞬だけ止めるようにします。ショートトゥイッチにちょっとしたアクセントを加える程度です。
合わせのコツと立ち回り方
バイトがあれば焦らずに落ち着いて合わせを入れます。トップゲームではバイトシーンが丸見えなのでついつい早合わせになりがちですが、しっかりと重みが乗るまで待ってから合わせるように心がけましょう。また、ミスバイトで乗らなかったときは、そのままアクションを続けると再びバイトしてくることも少なくありません。
アプローチの流れは以上ですが、やはり悪条件下では1個所で粘ってもなかなか反応が得られないため、どこで見切りをつけるかも重要となります。僕の場合、基本的に1匹のチヌ&キビレに対してキャストするのは3回までと決めています。経験上、ほとんどの場合は3投以内に反応するか、逃げるかのどちらかです。
トップウォーターゲームで陥りやすい罠
チヌ&キビレ狙いのトップウォーターゲームで最も避けたいのが、不用意に魚に近づくことです。それをするとその1匹が逃げるどころか、周囲のチヌにも警戒心を与えてしまうことになりかねないので注意が必要です。気温が高い時期は集中力も散漫になりがちですが、適度に休憩を取りながら釣りに集中し、エキサイティングなゲームを楽しんで下さい。
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