スジアラ狙いのロックショアゲーム | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 2

スジアラ狙いのロックショアゲーム 

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いきなりトップで本命がヒットするも…

6月2日、鹿児島では例年よりも1週間ほど早く梅雨入りした。そろそろスジアラが狙える時期だろうと目論み、渡船を利用して甑島の沖磯へと釣行した。潮が走る海峡の中ほどにポツンとある小さな独立礁に底物師と2人で渡礁。あたりはまだ薄暗いが、海面に目をやるとところどころに湧昇流が発生しており、激流が走っているのがわかる状況だ。

ロックショアゲーム スジアラ3

小さな独立礁の両サイドを激流が走る。

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さっそくタックルをセットし、初めて竿を出す瀬だったのでまずはフックなしのジグを放り込んである程度の水深を把握し、狙いどころを絞っていく。潮は南から海峡を抜けて北側へと走っており、潮裏(北側)の反転しているゾーンに狙いを絞ってひとまず魚の活性をうかがおうとトップウォータープラグをキャストした。

すると、数投めでポッパーの後方に太い水柱が立ったが残念ながらヒットせず…。再びバイトを引き出そうとフォローアクションで鋭く移動距離の短いポッピングで誘うと再びバイトが!! これもルアーを弾いて乗せきれなかったが、魚が反転した際、水面に太い尾ビレが見えた。間違いなく本命のスジアラである。

その後もペンシルやミノーなどをキャストするが、チェイスやバイトはあるものの、なかなかヒットに持ち込むことができない。何かがズレている…。あたりが薄暗いうちはベイトを目視で確認することはできなかったが、少し日が高くなると大量のキビナゴが瀬際で見え隠れしているのがわかった(サイズは5~6㌢ほど)。それまで150~170㍉サイズのルアーをキャストしていたので明らかにベイトのサイズに合っていない。ここでルアーのサイズを少し落としてアプローチを再開した。

130㍉のシンキングペンシルを底付近まで沈め、ジャークアップすると「ゴン!!」というアタリがでて何かがヒット。慎重に寄せてくるとアカハタが水面を割った。甑島ではこのアカハタがよく釣れ、ワームや小型のメタルジグなどで底をたたくようにすると数が出る。この魚も美味だが今回の本命はあくまでもスジアラだ。気を取り直してアプローチを再開した。

ロックショアゲーム スジアラ4

甑島ではアカハタの魚影も濃い。今回の本命ではないものの、こちらも十分に魅力的なターゲットだ。

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