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違和感レベルの反応をとらえてキレのある動きでブリを攻略!!

晩秋以降に気になるのが島根県大社沖。ポイントは水深70~90㍍の天然漁礁で11月から翌1月末まで大型のブリが高確率でヒットする日本有数のフィールドである。船はパラシュートアンカーを使用して風や潮と同調させる流し方となる。漁礁への魚道に対して潮かみから潮しもに向けて繰り返し流すスタイルだが、そこで私が実践しているアプローチは…

解説:笠原啓昭

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違和感があればキレのあるジャークで誘引

まず1流しめに確認したいのは潮が動いているかどうかということ。また、二枚潮の場合はどの層に境界(潮目)があるのかをジグの引き抵抗の変化によって把握する。二枚潮の境界にはベイトとなる小魚が集まりやすく、また底から追ってくるターゲットも潮目までにバイトする確率が高いからだ。

アプローチについてはコンビネーションジャークをパイロットとして用いる(タダ巻き→ジャークの強弱・ピッチをかえてのストップ&ゴー)。使用するジグはセンターバランスの150~200㌘。ジグの投入点は着底後にジグが最も効果的に動く45度を想定し、そのときの潮や風、使用ラインの号数、ジグウエートを考慮して決める。

フォール時は3点サミング(親指、中指、薬指でスプールにタッチ)でムダな糸フケが出ないようにする。着底後はさらに糸フケを取るために速巻きで5㍍ほど上げる。そこからジャークの強弱によるジグのスライド幅、フォール時にはラインスラックがなくなる時間を観察して潮の流れ具合を把握し、潮の境界を見つける。境界がわかればそこでアレンジを加えて重点的に攻める。

フォール中は3点サミングが基本。糸フケの発生を抑えることができる。

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