【Catch of a life time vol.2】春のランカーシーバスを追う | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 2

【Catch of a life time vol.2】春のランカーシーバスを追う

ポイントの絞り込みとアプローチ法

河口や河川の合流部、水門など、さまざまなポイントがある中でナイトゲームでもベイトの存在を確認しやすく、大型シーバスが身を潜めるストラクチャーがあることから「明暗+橋脚」のポイントが有望となる。

そのようなポイントで私が実践しているアプローチは主に次の2パターンだ。

アプローチパターン1

明暗+橋脚はシーバスゲームの1級ポイントということもあり、アングラーが入れ替わり立ち替わりで攻めているケースも多い。そのため、魚がルアーにスレていることが予測できる。特に狡獪な大型シーバスは警戒心が強く、単にルアーを明暗部に通すだけでは反応しないことが多い。

その点を踏まえて流れに対して上流側に立ち位置を取り、明暗、橋脚、地形の変化+暗部へとルアーをドリフトさせて狙うのが有効だ。

ランカーシーバス 浦戸湾4
ランカーシーバス 浦戸湾5

パターン1のアプローチでキャッチしたヒラスズキ。流れが速くなったタイミングでベイトが何かに怯えて明部へ逃げる様子を確認。そこへルアーをドリフトさせてヒットに持ち込んだ。

[spacer]

アプローチパターン2

橋脚に流れが当たって下流側でヨレが発生。そこに目をつけて「ヨレ→ブレイク→暗部」の順にアップ、クロス、ダウンとトレースコースをかえて狙う。

ランカーシーバス 浦戸湾6
ランカーシーバス 浦戸湾7

パターン2のアプローチでキャッチしたランカーシーバス。明暗沿いをていねいにトレースしても反応がなかったのでルアーを明部にキャストし、下流側の暗部+ブレイクに流し込むとヒットに持ち込むことができた。大型シーバスは橋脚から離れた位置にも潜んでいるので必ずチェックしたい。

[spacer]
ランカーシーバス 浦戸湾8

ベイトの動きと流れがリンクした瞬間はヒットへの期待が高まり緊張感が走る。

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
いいね!しよう