シーバスゲーム・鉄板バイブレーションの実力を120㌫引き出す方法
シーバス狙いの鉄板バイブレーションの釣りにおいて、引き抵抗の変化は狙い目のサインとなります。そして、ここぞというポイントで繰り出す食わせのアクションがキモとなるから…
解説:加地武郎
鉄板バイブレーションで深場を効率よくサーチ
鉄板バイブレーションの特徴は何といっても抜群の飛距離と波動によるアピール力です。特にデイゲームで有効となり、強烈な波動で広範囲のターゲットにアピール。食い気のある魚を集める効果もあります。サイズは70~90㍉前後が一般的でしょう。ウェートは必要な飛距離や攻めたいレンジに応じて13~26㌘程度を使い分けています。
そして、沈下速度が速いので特に水深のあるエリアで効果的です。具体的には港湾や沖堤など、足もとから水深があるオープンエリアでよく使用します。また、磯場やゴロタ浜などでは根掛かりが多発するので使いづらいですが、砂浜では飛距離を生かして広範囲をサーチできるので重宝しています。
引き抵抗で流れの変化を察知
ボイルが見られなかったり、ベイトがいないときなどは、とりあえず底からステディーに巻き上げてきます。また、ある程度巻き上げたらフォールさせ、レンジが上がり過ぎないように調整しながら様子を見ることもあります。
巻き上げ中はルアーのブルブルという振動を手もとに感じながら、その強弱で流れの変化を察知します。振動が弱ければ潮が緩んでおり、強ければ潮が効いているということになります。そうやって潮の変化を探り、変化の境目で後術する食わせのタイミングなどを演出するようにしましょう。
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