【オフショアジギング】ブリ狙いの常勝ルーティーン
フィールドで自身の引き出しを駆使するためにも実釣直前までの情報収集が不可欠。フィールドでは常に周囲の状況を確認し、そこで得た情報を自分のパターンに落とし込むことが重要となるから…
解説:山田達正
入念な情報収集が不可欠
私が通う北陸エリアでは通年ハマチ~ブリが狙え、特に冬場の寒ブリは多くのジガーが憧れるターゲットである。1月中ごろから春先にかけては北西風の影響で出船率が大きく下がるものの、寒ブリのシーズンなので例年チャンスがあればアタックしている。
そして、別のエリアも含めて話を進めると、場所がかわれば釣り自体が異なるため、フィールドとその日の状況に合わせてゲームを組み立てる必要がある。ただ、アングラーとして経験を重ねると自身のルーティーンや引き出しが構築されているわけで、それに沿ってターゲットを攻略することになる。
そのためにも事前にさまざまな情報を入手する必要があり、特に初めて訪れるエリアであれば釣行当日までの情報収集は欠かせない。お世話になる遊漁船の船長に近況やポイントに関する情報、有効となるタックルについてもしっかりと確認する必要がある。
また、近年は多くのルアー船がホームページやブログなどでさまざまな情報を発信しているが、このあたりもしっかりとチェックしておきたい。もちろん、海の状況は刻々と変化するので前日までのパターンが通用しないこともあるが、事前に得られた情報を基に準備をすることは非常に大切である。
さらに、ポイントに到着するまでの間に船長や同船者とコミュニケーションを図れば、有益な情報が入手できる。そして、ポイントに到着したらまずは魚探やソナーの反応を確認する。船長がいろいろとアナウンスしてくれる場合もあるが、実際にモニターを確認することで水深やベイト、ターゲットの反応など、さまざまな情報を得ることができる。また、GPSを確認することで周辺のおおまかな地形を把握することも可能だ。初めて訪れるポイント(エリア)といえども手探りで始めるのではなく、このような情報収集の積み重ねが釣果に結びつくと考えている。
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