ルアーの操作を楽しんでいますか? 〜ロックショア青物ゲームの真の魅力に迫る〜|【ショア大型青物への道 vol.16】
私が楽しんでいる磯の青物ゲームはそもそも非常に非効率な釣りです。ただ、それは短期的な視点で魚を追いかける場合の話であり、実際には釣果を得るまでの過程でもたくさんの魅力が味わえます。たとえば、リーダーの種類や長さを意識するだけでルアー操作の楽しみが大きく広がるから…
Text & Photo 越智信清
コロナウイルスの影響で釣行がままならない状況が続いています。地磯の青物釣りはとにかくフィールドで竿を振り、情報を得ることが非常に重要です。ですから、釣り場に立てない日が続くとどうしようもありません。
私は磯の大型青物釣りを楽しむうえで「①ベイトの動向を掴む」「②潮を読む」「③エントリーする磯を決定する」「④釣れるまで投げ続ける」ということを意識しています。そして、①~③はフィールドに通ってこそ見えてくる部分です。そこで、自粛期間中の今回は自宅の作業場にて「投げ続けること」について見つめ直しました。愛用のプラグを片手に好きな焼酎を飲みながら自身の価値観について改めて考えてみましたので、何か参考になる部分があれば幸いです。
ルアー操作を楽しいと感じることが大切
前述した①、②、③が完璧で大型青物が間違いなく接岸している地磯に立てば、誰だってワクワクしながら投げ続けることができます。しかし、当然ながらそのような機会は限られます。では、好況というわけではなく、いつもの雰囲気の地磯で釣れるまで投げ続けるためには何が必要になるのか? その要因の1つはルアー操作が楽しいと思えるか否かであると考えています。
私はポッパー、ダイビングペンシル、シンキングペンシルをメインに使用していますが、これら3種のルアーが青物に有効であることは多くの実績から明らかです。また、どんな優秀なルアーも使い手や使い方しだいでは力を発揮できないということも、みなさん実感されていることでしょう。経験上、ルアーの性能を信じて殺気をなくし、楽しく操作すれば自然と魅力的なアクションとなり、大型青物が飛びついてくると感じています。そして、それを実践するのに重要なことの1つがラインシステムだと思います。
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