潮時を重視して大型アオリイカのヒットチャンスを広げよう!!|【feel the nature!! vol.3】
南紀で春の大型アオリイカを狙って我慢の釣りを展開。普段はランガンスタイルでアオリイカを追いかけている私には辛いゲーム展開でしたが、粘った甲斐があって納得のサイズをキャッチすることができました…
Text & Photo:中野寛成
春のデカイカ狙いは根気が必要
春のデカイカを狙って南紀エリアに釣行しました。当日は晴天で夏日。ウネリはないものの東寄りの風が吹き、やや釣りにくい状況でした。春のエギングに対する私のイメージは1に我慢、2に我慢といったところ。産卵場になるであろう場所で居つきのアオリイカが捕食するタイミング、あるいは回遊してくるタイミングを待つ根気が必要になると思います。
普段ランガンの釣りをしている私には苦行ともいえるパターンですが、この時期ばかりはそうやって狙うのが得策。そして、1日同じ場所で釣りをするときに私が大切にしていることは、朝夕のまづめどきと、干潮&満潮前後のタイミングに竿を出すということ。この日も春イカの実績があるポイントで竿を出したのですが、日が昇る少し前にエントリーし、朝まづめのタイミングを狙ってアプローチを開始しました。
痛恨のゲソカット
日が昇り、周囲が明るくなったころに付近で竿を出していた方が目測で500㌘と1㌔クラスのアオリイカをキャッチ。これはチャンスと私も集中してアプローチを続けます。カンナに藻を引っ掛けないよう注意しながら藻場の上っ面に餌木を通すと、ティップを持っていく強烈なアタリが!! しかし、合わせを入れるも痛恨のゲソカット…。その後も日が昇りきった8時半ごろに「コン!!」というイカパンチがあったのですが、これも乗せることができませんでした。そして、9時ごろには雰囲気もなくなったのでいったん磯上がりとしました。
アオリイカの反応があったということで時間を空けて同じポイントに入り直すことも考えたのですが、歯車が合わずチャンスを逃したことからも高いモチベーションをキープして釣り続けることが困難と判断。そこで、新天地を求めて車で大きく移動することにしました。
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