ライトショアジギングで美味な底物を狙おう!!《前編》
定位性の強い底物を相手にしたショアジギングでは〝釣った感〟満点の高いゲーム性が味わえるのが最大の魅力。また、ターゲットの回遊状況によって釣果が左右される青物と比べて、いくぶんゲームが成立しやすいのもありがたい。気軽にチャレンジできるライトなスタイルで美味なターゲットを攻略しよう‼
解説:岸信直彦
底物狙いの楽しさ
ライトショアジギングで狙える底物は大きく分けて2種類。カサゴやアコウなどの根魚系とヒラメ・ホウボウなどのフラット系だ。
根魚系のターゲットはカサゴ・アコウ・アオハタなどがメインで、まれにマハタやアイナメなどもヒットする。シーズン的には梅雨初期から10月ごろまでがおもしろい。
サイズはカサゴが15~25㌢、アコウ・アオハタは20~35㌢程度の小~中型がメインとなる。いずれも似たようなポイントに定位している傾向があり、そのスポットを捜し当てれば連発するケースも珍しくない。1つのポイントに群れで定位しているというよりも、小規模なつき場が点在しているイメージだ。
一方、フラット系はヒラメやホウボウ・マゴチなどが対象となる。これらはベイトや潮などの条件しだいで、シーズンを問わずに釣果が期待できる。好条件が揃えば、大小さまざまなサイズが入り混じって楽しめるだろう。
“釣った感”が味わえるのが最大の魅力
底物狙いではジャーク後にフォールやステイを組み込み、意図的に食わせの間を作ってバイトに持ち込む。このテクニカルなスタイルこそが最大の魅力だと感じている。
目視できない水中の様子を頭の中でイメージしながらジグを操作するわけだが、狙い通りにヒットさせたときは高い達成感が得られるはずだ(底を取ったら知らないうちにカサゴが食っていたなんてこともよくあるが…)。また、抜群の食味も底物に共通する魅力だ。
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