爆釣に導く夏の超攻撃的スタイル【アジング編】
アジングにおいてはターゲットからの「見切り」を乗り越えれば必然的に釣果が伸びる。それにはロッドワークによるアクションやアクションとフォール、レンジキープなどの組み合わせが重要となるから…
解説:藤原真一郎
海水域はアジを寄せる3要素が複合する場所が有望
※海水域…河川や流れ込みによる真水の影響のないエリアと定義する。
通常、アジングのポイントとしては漁港の内側や外向き、消波ブロック帯、港湾などの埋立地周辺が中心になると思う。近年はそれに加えてゴロタ浜やサーフ、磯なども良型が狙える場所として注目されるようになった。いずれにしても海岸線のほとんどの場所でアジングが成立する可能性がある。
しかし、アジが寄りやすいところとそうでないところが存在するのも確かだ。それを決定する代表的な要素が外灯の有無である。アジは明かりに寄り、ベイトとなる稚魚や動物プランクトンなども集まる。夜間に岸寄りの場所に回遊してきたアジが明かり自体やベイトによって足を止める。そんな場所でアジングが成立するわけだ。
改めてアジが寄るために必要な要素を考えると、おおまかに次の3つがあげられる。
①明かり…夜になって明かりが灯る。
②ベイト…ベイトが豊富orベイトが溜まりやすい地形。
③流れ…アジ自体の活性を上げる&ベイトが密集しやすい流れが生じている。
以上の条件が揃うほどアジングのポイントとして成立しやすい。細かく見ると他にも水温やアジの資源量の多寡、水深やブレイクからの距離といった地形条件などの要素も含まれるが、まず着目すべきは先の3つ。それらを目安にポイントを見定める。
実際にアジングの実績ポイントには3つの要素のすべて、もしくはいずれかが含まれているのではないだろうか。もしかしたら2つの要素を満たすかもしれないし、「すごく明るいライトがある」など、1つであっても強烈な要素によって特別なポイントが形成されることもあるだろう。
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