【オフショアキャスティング&ジギング VS 青物】状況に応じた2パターンの戦略で挑む‼
夏のオフショア青物はキャスティングとジギングの二刀流で狙うのが得策。視覚情報を駆使して効率のよいゲームを展開しよう!!
解説:笠原啓昭
ブリ狙いの戦略
私のホームである丹後エリアにおける6~8月のメインターゲットはブリ(~メジロ)だ。ポイントの水深は60~100㍍で、有名な白石グリでは100㍍ラインから20㍍まで急激に駆け上がり、その裏の瀬についたイワシを狙う青物がターゲットとなる。ベイトは時期に応じて入れかわるが、おおよそのパターンは以下の通りとなる。
●6月下旬…イワシ。
●7月初旬…トビウオ。
狙い目となるレンジは表~宙層。この時期の青物は宙層を回遊しながらベイトとなるイワシなどを追いかけてベイトボールを作ってはボイルするという行為を繰り返す。ボイルやナブラの状況を把握するためにも鳥の飛び方を注視したい。
タイミングとしては昼間のナブラに対し、夕方には宙層以深で反応が得られるのでジギングで狙う方が有利となる場合がある。ジギングではベベルジャーク(斜め引き)、キャスティングではプラグを使用したトップゲームといった具合に2通りの戦略でゲームを組み立てよう。
視覚情報を駆使する
[spacer]単発ボイルとナブラを見極めて…
同じように見える水面での捕食行動でも、単発ボイルなら単体を狙っている場合が多いのでキャスティングで狙うのが得策だ。
ナブラの場合は魚群ピラミッドの頂点にいる個体が捕食している場合が多いので、その下にいる大型を狙うならジギングが効果的だ。
ルアー投入のタイミング
フィールドに通い詰めると、鳥の動きや飛び方で次にボイルが発生する場所がある程度予測できるようになる。ジグで狙う際は青物が通過するであろうコースを予測し、フォール速度を考慮して投入のタイミングを合わせる。
キャスティングでは次にボイルが発生する場所を見極め、そのピンポイントを直撃する精度の高いアプローチが求められる。
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