極軽量バリ+高浮力ワームで浮いたメバルを攻略‼
パターンの正否を判断する方法
潮流とヨレの上層、下層でメバルを捜すということで解説を進めてきたが、高活性な個体が多いハイシーズンはこの攻め方での正否が判断しにくい。その中で1つの目安として覚えておいてほしいことは、小さなアタリや居食いのような感触が多ければ正解だということ。逆にアタリが大きく、バイト直後に走りだすようなら狙いのレンジから外れている可能性が高い。
潮に乗って流れてくる小魚やプランクトンを待ち構えているレンジで食わせたときはメバルもムダに上下動せずに捕食できるのでアタリが小さい。一方、大きなアタリの後に反転して潜り込むようならレンジがずれているということである。そういった意味でも常にアプローチを微調整してレンジを把握することが初夏の流れにつくメバルを攻略するキモとなる。
ラインの存在感を減らすために…
私が数年前から試しているのが水中のルアーとロッドを一直線の位置に保ち、ラインの存在感を極力減らすイメージでリトリーブするパターンだ(まだまだ工夫の余地が残されていると思うが…)。
これはバスプロの友人がチャターベイトを操作するときに用いるリトリーブ法だが、ガイドに擦れるラインのノイズをできるだけ抑えて魚にムダなプレッシャーを与えないのが狙いだ。トラウトの管理釣り場でよく見かけるテクニックだが、海で実践するのは少し恥ずかしいのでロッドの位置は低くしている(笑)。
まだまだデーター不足なのではっきりとしたことはいえないが、人的プレッシャーの高い漁港などではそれなりに釣果が出ている。
[spacer]《参考タックル》ロッド=エコギアSPEC・KATSU-AJI69/リール=シマノ・ステラC2000/ライン=サンライン・スモールゲームFCII1.5Lb/ジグヘッド=エコギア・シラスヘッドファイン0.6~1.4㌘(#6)、アジチョンヘッド0.4~1.5㌘/ワーム=エコギア・活メバルSTグラブ、メバル職人メバダート1㌅/スプリットショットリグ=カルティバ・スプリットショッター#12+ガン玉B~5B
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