【ショア青物ゲーム】ヒット率アップに向けた取り組み
アプローチ方法
私の場合はペンシルベイトだけで青物を狙い、基本的にはサイズ変更のみで対応しています。以前にはペンシルのフォローとしてミノーやジグを用意していたこともありますが、できることならペンシルのみで攻略したいという思いを強く持っていました。そこで自分の思いをアウトプットしてそれをアクションとして表現できるルアーを捜しました。しかし、残念ながら見つけることができず、自身でルアー製作を手がけるようになりました。そして、数年かけてようやく思いを形にすることができ、現在はそのペンシルのみで各ポイントにアタックしています。
私が求めた操作の基本はダイビングペンシルを引く際のジャークです。そこにショートやロングジャーク、リーリングなどを織り混ぜて操作法をアレンジしています。
ペンシルの特性を引き出す方法としては、ジャーク時に終始ラインテンションをかけるだけではなく、引き方に工夫すること。具体的にはここぞというタイミングでジャークの初期段階で加速をつけ、ヌゥーと引き抜くイメージで最終的にルアーに対するラインテンションを抜く(ラインスラックを出す)引き方を多用しています。これはラインテンションが抜けたニュートラルな状態を故意に作ることで「不意な自走」を発生させることが狙いです。
また、自走しなくてもテンションが抜けた状態の「間」を演出することも重要だと考えています。初速と抜きのバランスで生まれるニュートラルな状態、これを演出することで魚のルアーに対する疑念を緩和し、バイトに繋げられると考えています。
少しわかりにくいかもしれませんが、子どもがコマなしの自転車を練習するときの様子をイメージしてみて下さい。最初は後ろから押してやり、速度をつけてそっと放してあげたら自転車は勝手にス~ッと走ります。後方で自転車を持ったままだといつまでたっても自走しません。
[spacer]フックやリングのセッティング
フックやリングのセッティングは特に私が重要視している点です。ナギor荒れた海況、高活性or低活性、タックルバランス、ロッドの調子などが影響しますし、ベストなアクションは刻々と変化します。その中でセッティングを決めつけてしまうと正解から外れてしまう可能性が出てきます。常にそのときの条件にアジャストさせる意識を持ち、狙いのアクションを演出するためのセッティングを追求しています。
以上を基本に各ポイントにおいて自分なりの細かい狙い方を織り混ぜて青物を狙っています。その中で新たな発見や間違いに気づいたときは釣りの組み立て方を修正して次へ繋げるように心がけています。それが何よりも楽しいので今後も安全を最優先に考え、自身のスタイルに磨きをかけるべく釣りに取り組んでいきたいと思います。
[spacer]使用タックル
[spacer]ビッグプラグ用
【ロッド】
リップルフィッシャー・Runner Exceed 100SXH FINAL STAND UP
【リール】
ダイワ・10ソルティガ ドッグファイト7000H
【ライン】
PE8号
【リーダー】
YGKよつあみ・磯ハンターライン20号(5ヒロ)+ナイロン150~170Lb(6ヒロ)
【ルアー】
RST SUPPLY・NEZUL240プロト、NEZUL180(Facebookページ・Instagramページ)
【フック】
デコイ・CASTIN SINGLE、Sergeant JS-1、トレブルY-S22
中型プラグ対応
【ロッド】
ゼナック・デフィミュートス110HH
【リール】
ダイワ・ソルティガZ6500GT
【ライン】
PE5~6号
【リーダー】
ナイロン100Lb(5.5ヒロ)
【ルアー】
RST SUPPLY・NEZUL240プロト、NEZUL180(Facebookページ・Instagramページ)
【フック】
デコイ・CASTIN SINGLE、Sergeant JS-1、トレブルY-S22
※上記のリンク先にある「ショア青物ゲーム・安全とマナーについて」を必ず読んでいただき、ルールやマナーを守り、安全対策をしっかりと講じたうえで事故やトラブルのない釣りをお楽しみ下さい。
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