【SHORE SNIPER vol.6】磯のヒラスズキゲーム・ベイトによる反応の違いを実感
万能な攻め手は存在しないから…
そして4月下旬の釣行。この日も同じようにサラシの中でヒラスズキがボイルしている状況でした。シンキングペンシルやジグミノーをスルスルとトレースするとバイトが連発するので非常にイージーな状況のように思えました。一方、ミノーを流したり、トップで誘ってもまったく反応なし。ジグミノーでキャッチした数匹のヒラスズキが吐き出したベイトは10㌢ほどのサバで、遊泳力のあるベイトだから速い動きに反応がよかったのだと納得できました。
ただ、今までルアーアクションについてはゆっくりとなじませるようにドリフトさせるのが最も効果的だと思い込んでいましたし、実際にこれで多くの魚をキャッチすることができました。しかし、今回のように状況によってはトップやスピーディーなリトリーブが有効となる場面があることも確かです。私自身はベイトによる違いであろうと考えていますが、ひょっとしたら他に原因があるのかもしれません。
いずれにせよ、4月の釣行では毎回魚の姿を確認できた上で、ルアーへの反応の違いを体感できてよい勉強になりました。その日のベイトの存在を今まで以上に意識してアプローチを組み立てれば、より魚に近づけるようになるかもしれません。みなさんも自分自身の価値観で満足できるよい釣りを楽しんで下さい!!
ヒラスズキからの反応が上々だった一連の釣行では改めていろいろと学ぶことができました。
使用タックル
【ロッド】
ゼナック・デフィバーンブラックフィンDB-S116
【リール】
シマノ・ツインパワーSW5000XG
【ライン】
カルティバ・撃投PEフラッシュ1.5号、2号
YGKよつあみ・G-soul X8 アップグレードPE2号
【リーダー】
YGKよつあみ・ガリス FCアブソーバー35Lb
シーガー・プレミアムマックスショックリーダー26.5Lb
【ルアー】
Go-phish・TKLM120GP
シマノ・コルトスナイパーロックウォーク110F
ポジドライブガレージ・フラットフラッター95S(ヘビー)
DUO・プレスベイトフュージョン90
【フック】
カルティバ・STX-45ZN(♯3)
カルティバ・STX-58(♯2)
【大野 祐・プロフィール】
ホームの房総エリアでメーターオーバーのヒラマサを数多く仕留めているアングラー。釣況の好不調にかかわらずウェットスーツスタイルで年間を通して磯に立ち、腕を磨くとともに知識を深めている。
※上記のリンク先にある「磯のヒラスズキゲーム・安全とマナーについて」を必ず読んでいただき、ルールやマナーを守り、安全対策をしっかりと講じたうえで事故やトラブルのない釣りをお楽しみ下さい。
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