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【磯のヒラスズキゲーム】ステップアップを実現するには?

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磯のヒラスズキゲーム 感度1

やみくもにリトーリーブするのではなく、高感度を求めたスタイルで流れの存在を強く意識すればヒット率が格段にアップする。手もとに伝わる感触を頼りに潮流のきいたポイントを捜し、スローリトリーブで攻めれば…!!

解説:星野大輔

“潮流”というバーチャルな情報をいかに読み取るかが重要

最初に、ヒラスズキゲームはエリア選びが50㌫、ポイント選びが40㌫だと考えている。そして、これらは経験によってスキルを磨いていくものなので説明しようがない。課題は残りの10㌫ということになるが、その攻略法について私なりに解説したい。

当たり前な情報からの離脱

私自身、「磯ヒラゲームはサラシの中でフローティングミノーをゆっくりと操作して…」という当たり前な情報をインプットしてやみくもにフィールドに通っていた時期がある。そのころに強風と荒れた海況の中でリトリーブこそしているものの、それ以外は何をしているのかわからないということが多々あった。

つまりルアーの水噛み、アクションが感触として手もとに伝わっていなかったのだ。そんなあるとき、沖から大波がくるのが見えて超速巻きでルアーを回収していると「ガツン‼」とカウンターヒット。ファストリトリーブでも釣れることが判明した。そのとき感じた「ブルブルッ‼」というルアーアクションの感触が手に染みつき、以降はそれにこだわるようになった。

当たり前な情報に舞い戻る

もちろんデッドスローからファストまで、すべてのリトリーブスピードにおいて手もとに伝わる感触はさまざまだ。しかし、デッドスローでもブルブル感が得られることを発見し、これでよく釣れたことから潮流を意識するようになった。

そして、潮がきいてるかどうかを知ることで、ヒラスズキに出合えるかどうかを徐々に予測できるようになった。前述の「サラシの中でフローティングミノーをゆっくりと…」という当たり前な情報は実に奥が深かったのだ。

リアル情報からバーチャル情報へ

波やサラシなどの視認できる「リアル情報」から海のコンディションは判断できる。そのうえで潮流などの視認できない「バーチャル情報」を意識することが重要だ。私自身、この点を意識したことでステップアップが実現できたと感じている。

バーチャル情報の収集方法

ずばりルアーアクションがライン、ロッドを通して手もとに伝わる感度がすべて。潮流を読むために、いかに高感度にこだわるかが重要だ。

磯のヒラスズキゲーム 感度2

手もとに伝わる感触を頼りに釣りを組み立てる。

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