フィールドで培ったエキスパートの「釣れる感覚」を解明【勝利の気配・エギング編】 | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア

フィールドで培ったエキスパートの「釣れる感覚」を解明【勝利の気配・エギング編】

エギング ピンポイント1

変化に乏しいホームエリアで辛抱強く竿を出すうちに、違和感に対して敏感に察知できるようになった。とりわけ確信を持っているのは潮抜けでのヒット率の高さ。イカの気配が薄くてもラインテンションが抜けるピンスポットさえ見つけられれば…‼

解説:上杉貴人

ラインを通して伝わるわずかな荷重変化

1年のうちの半分ほどもフィールドに出ていると「これは釣れそう」という気配を感じることがたびたびある。私が好きなエギングでは潮のかわり目の動きだしや潮目が近づいてくることによってできる流れ、離岸流などの発生によって起こる回遊率の増加や活性の変化といった状況がそれに相当する。

それとは別に、実釣時に何か釣れそうという気配をときどき感じることがある。それはシックスセンス的なことではなく、何かが自分のルアーに対してロックオンしている感じといったらいいのか、ラインを通してほんのわずかな荷重の変化を感じることがある。そういう違和感を覚えるときは実際にかなりの高確率で釣れるのだ。

水中に潜って見たわけではないので本当にそういう状況が起こっているという確証はないが、おそらく地形によって生じる流れの強弱、ルアーの後方にターゲットがつくことによる水流の遮断、シモリなどのストラクチャーの裏にルアーが入ったときに起こるわずかなテンションの緩みといった変化が伝わってきているのを、違和感として察知しているのだろう。そして、それが感じられるスポットは魚やアオリイカのつき場であることが多いことを釣果によって実感している。

エギング ピンポイント2

タックルの進化によってさまざまな変化を感じ取れるようになったことは確か。それをアプローチに生かしたい。

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