【ファイトスキルの磨き方】VSショア青物 | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 2

【ファイトスキルの磨き方】VSショア青物

確実に取るためのファイトスキル

まずはズリ上げ可能な場所はあるか? ギャフを打つ場合はどの地点で打つか? といった具合に、釣り始める前に必ずランディングポイントを決めるようにしている。

ファイト中はロッドのグリップエンドを股関節あたりに押し当ててロッドを保持する。このとき、ロッドの弾力を生かすためにしっかりと竿を曲げ込むことを一番に考えたい。ロッドの弾力を生かしきれずに悔しい思いをしているアングラーを多く見受けるが、竿は曲げたぶんだけ反発力で返ってくるものである。

ファイトスタイルについてはいろいろと意見がわかれるところだが、ロッドを曲げ込むガチンコファイトで挑むのが私のスタイルだ。魚が足もとまで突っ込んでくれば自然とロッドが絞り込まれるが、沖めやシャローエリアでヒットしたときは意識的に曲げる必要がある。その際、ロッドとラインの角度を90度にキープしていれば簡単に曲げ込むことができる。

アングラーから離れる方向に魚が走っているときは、ロッドを曲げ込んだ状態でひたすら耐える。横方向に走ればポンピングでラインを巻き取って寄せにかかる。

ドラグは若干緩めに設定し、ファイト中にきつく締め込むようにしている。深場のボトム付近で大型が掛かった場合、ヒットした瞬間から竿がのされた格好になってしまってはその後にロッドを立てるのが困難だからだ(トップでのヒットは立てやすい)。ヒットした瞬間に体が浮き上がりそうになったこともある。レバーブレーキつきのリールなら体勢を整えやすいが、強靭なギヤを持つ大型リールにはレバーブレーキがついていない。そのため、緩めのドラグ設定でラインを出し、ロッドを立てられるようにしている。

この方法でブリなら10㌔クラスやメータークラス、ヒラマサの90㌢級は高確率で取れる自信がある。ただ、それ以上の大型ヒラマサに関しては今のところ勝てる気がしない(笑)。

磯の青物ゲーム ファイト3

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