【SHORE SNIPER vol.5】春のヒラマサ&ヒラスズキゲームを満喫!!
春めいた気候とともにフィールドでも魚の気配が色濃くなってきました。その中で例年のシーズナルパターンを目安に釣りを組み立てるのが基本ですが、そこにこだわり過ぎると魚はいるのにバイトが得られないということになるので…
Text & Photo 大野 祐
[spacer]房総半島全域では例年冬から春にかけてカタクチイワシの接岸が見られます。年回りによって当たり、ハズレはあるものの、タイミングよくイワシの群れに遭遇すればフィッシュイーターがついている可能性が高く期待度がアップします。今回はそんなベイトの接岸に期待した3月の釣行の模様をレポートしたいと思います。
[spacer]小ぶりながら初モノのヒラマサをキャッチ!!
まずは3月初旬。この日は波があまりなくてサラシが薄く、ヒラスズキは期待できない状況でした。そこで夜明けからヒラマサ狙いで潮通しのよい磯に渡礁しました。
ポイントの状況を観察すると鳥山やボイルは少なかったのですが、日が出てしばらくしたタイミングで大阪からきていた釣友に良型のヒラマサがヒット。しかし、ヒラスズキタックルでなす術もなくラインブレイクとなってしまいました。
気配は薄いものの、これで魚が回ってきていることはわかったので、ベイトであるカタクチイワシを意識してミノーをトレースし続けると待望のヒット!! すんなりとランディングしたのは待望のヒラマサでした。この時期にしては小ぶりな4㌔クラスでしたが、やはりその年の初モノはうれしいものです。
[youtube url=”https://youtu.be/9W7hvmgyn3s” width=”820″ height=”780″]すぐにアプローチを再開すると、ほどなくして今度はピックアップ寸前に足元でヒット!! これもサイズは小ぶり(3.5㌔)でしたが、2匹めのヒラマサをキャッチして上出来な1日となりました。
[youtube url=”https://youtu.be/MqvnYEgIRqY” width=”820″ height=”780″] [spacer]目先をかえてヒラスズキ狙いに変更
それから数日間は海の雰囲気がよかったものの、3月中旬には大雨と大シケで濁りが入った状態が続き、しばらくは釣況がパッとしませんでした。それでも潮のよいエリアにエントリーした日には釣友に良型のマダイがヒットするなど、魚の気配が出てきて春らしい雰囲気になってきました。
[spacer]そして迎えた3月下旬の釣行。この日は波も適度にあり、夜明け前からたくさんの鳥が飛び回って海は生命感に溢れていました。ただ、目前にハデな鳥山が出る好況なのに少し様子がヘンでした。数人でキャストを続けるもまったくバイトがありません。
よく見ると海中には大量の鵜が群がっており、それに鳥山が出ているようです。しかし、ベイトとなるイワシがいることは間違いないため、ここで目先をかえてサラシ場でヒラスズキを狙うことにしました。
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