【オフショアゲームのジョイント理論《PART4》】タイラバ×マダイ | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 3

【オフショアゲームのジョイント理論《PART4》】タイラバ×マダイ

※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

ラバージグの選択

“繋ぎ”におけるラバージグの選択については遊動式と固定式のどちらも影響が少ないと考えている。たとえば、遊動式はヘッドとネクタイが分離するため、ネクタイが漂うぶんだけ反応がよいということを見聞きする。しかし、実際には、巻き上げ時は固定式と同じ形を保持し、落とす際もそれほどヘッドに動きはなく、動いても10~20㌢ほどの距離をヘッドが移動している程度と感じている。したがって動きの違いはほとんどないと思っている。ただし、ハリ掛かりのよさ、バレにくさでいうと遊動式が有利である。

最後に、私の経験則では大型になるほど横の動きよりも縦の動きに好反応を示す。それもぎこちない動きではなく、視界から瞬間的に消えて沈下する動きだ。マダイ以外にメバルなども横の動きでも釣れるが、反応するのは中~小型が主体だ。淡水のブラックバスも同様である。バス釣りでは過去にウェーディングパターンにハマッて毎週のように通ったが、仕留めたロクマルのほとんどが前述の縦の動きに反応した。ただ、多くの場合はロッドやラインにアタリがでないので食っているのがわからず、向こう合わせになる。「釣った」ではなく「釣れた」という印象が強い感もあるが、メバル・ブラックバス・マダイともに私のレコードはこのパターンでヒットした。

タイラバ アクション4

ぎこちなさを排除した縦の動きで大型マダイをヒットに持ち込みたい。

[spacer]

《参考タックル》(縦の釣り)ロッド=MATAGI・ブラックアームズ(ソリッドブランク仕様)/リール=シマノ・カルカッタコンクエスト200DC/ライン=レグロンインターナショナル・PE真鯛0.8号/リーダー=フロロ4号/ラバージグ=ダブルウェーブ・テンス65㌘、80㌘、105㌘、クイックショット50㌘、65㌘、ジャッカル・ビンビン玉45㌘、60㌘ 《横の釣り》 ロッド=MATAGI・ブラックアームズ(グラスブランク仕様)/リール=シマノ・ステラ4000/ライン=レグロンインターナショナル・PE真鯛1号/リーダー=フロロ4号/ラバージグ=ジャッカル・ビンビン玉45㌘、60㌘

(SWゲームフィッシングマガジン 2015年4月号より)

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

※文章・写真・記事などのコンテンツの無断での転用は一切禁止です(詳細はサイトポリシーをご確認下さい)。