【シーバスゲーム】ライトラインの有効性を最大限に引き出すスタイル
感度によってイメージ力を磨く
極細PEラインは扱いにも注意が必要だ。根ズレだけでなく、カサカサの指先で引っかけるだけでもほつれて強度が落ちるといっても大げさではない。また、リーダーとの接続は摩擦系のFGノットをメーンに考えるべきだ。ただ、風が吹く夜間にノットを組むとなると…。考えただけでもイライラが募ってくる。しかし、この釣りではどこまで集中してラインを扱えるか? どこまでトラブルに耐え忍ぶことができるかが試されることを覚えておいてほしい。
海のルアー釣りでは一部のサイトゲームを除き、ほとんどが感覚に頼る釣りとなる。つまりタックルにおいては感度が重要となり、ライトラインはその点において大きなアドバンテージをもたらしてくれる。それが最大のメリットだろう。
ラインが細くなることで空気や流れの抵抗が軽減される。これはわずかな太さの違いであっても意外と大きな差がでる。また、同じ素材のラインであっても感度に差があるので、十分に吟味して選びたい。ショートバイトやボトムコンタクトを感知できるだけでなく、流れの変化などを察知できることでイメージが大きく広がり、これがターゲットを攻略するうえでの突破口となる。
また、抵抗が少なく直線性が高ければ、ルアーを狙いのトレースラインに通しやすいのでバイトに繋がる。特に低水温期の低活性なシーバスに対してはたった1回のトレースミスが命取りとなり、警戒心を抱かせてしまうケースも多い。その点についてもライトラインがタイトなアプローチをサポートしてくれる。
いずれにしてもライトラインを用いることで圧倒的な感度が得られる。この点を強く意識してイメージ力を磨き、スキルアップを実現してほしい。
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