【ヒラスズキゲーム】的確なアプローチをイメージして技を磨く
フィーディングタイムはポイントを広く探るのが鉄則
最初の項目であげた時合については、ヒラスズキは案外グルメ?なのかフィーディングタイムには広く動き回ってベイトを捜している。このタイミングではストラクチャーに固執せず、あらゆる角度でポイントを広く探るように心がけたい。オープンエリアでのヒットも多く、魚は浮き気味なのでレンジは大抵の場合、表層付近に絞ればOKだ。
ベイトが少なければ時合はまづめのみの10~30分程度と短いことが多いが、ベイトが大きな群れで入っていたら時合が長引き、至福の時間を満喫できる可能性が高い。
ハリ先は常に鋭い状態で挑む
タックルについてはやはりフックを重要視したい。個人的にヒラスズキ狙いで最も厄介だと感じているのがショートバイト対策だ。
これはルアー操作や食わせ方の問題もあるが、ヒラスズキの場合はバイト時の反転スピードも速く、下からの突き上げも鋭角で鼻先で突くだけというようなバイトが多いのも事実だ。その一瞬のタイミングをとらえてヒットに持ち込むためにもフックのメンテナンスを軽視してはならない。常にハリ先が鋭い状態で挑み、1匹釣れたら指先や爪でフックポイントが鈍っていないか確認する。予備フックも常に携帯しておきたい。
特に注意したいのはサーフやゴロタ浜で波が少し高いときだ。このような場合はルアー回収時にどうしても底に擦れたり石に当たってしまうので、より神経質にフックポイントを確認しつつ、頻繁にハリ先を研ぐように心がけたい。
[spacer]《参考タックル》ロッド=ゼナック・DEFI MUTHOS The Out Range105、プレジールアンサー PA99 Distance Cracker/リール=シマノ・ツインパワーSW4000XG、ヴァンキッシュ4000XG/ライン=クレハ・シーガー R18完全シーバス1.2~2号/リーダー=クレハ・シーガー プレミアムマックス25~40Lb/ルアー=タックルハウス・コンタクトフィードシャロー128、K-TEN K2F122MS T:0.8
(SWゲームフィッシングマガジン 2016年3月号より)
※上記のリンク先にある「磯のヒラスズキゲーム・安全とマナーについて」を必ず読んでいただき、ルールやマナーを守り、安全対策をしっかりと講じたうえで事故やトラブルのない釣りをお楽しみ下さい。
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