【磯のヒラスズキゲーム】ラインテンションの調整がキャッチ率アップのキモ‼
アプローチの注意点
ヒラスズキ狙いでよくある強風下のシチュエーションでは、ラインに強風を受けるとルアーの抵抗が増すと同時にピンポイントへ送り込む際に妨げとなる。そのため、ロッドを寝かせて極力風の影響を回避する。合わせて波によるラインへの抵抗を抑えるために、ラインが波に揉まれないようロッドの保持角を操る。足場や波高により保持角は変化するが、ラインを沈め過ぎないことを意識したい。
またこの逆の例として、風がラインに悪影響を与えない程度の強さなら、風を利用したロッドワークによってわずかなラインスラックを意識的に作るようにする。この場合、ロッドの保持角を40度ぐらいにすることで生じるラインスラックが、バイトの瞬間にロッドの反発力を吸収するクッションの役目となる。
いずれもラインテンションの抜け過ぎには注意して、ルアーのアクションを引き出すスピードをキープすることが重要だ。実際、サラシの中のベイトがキビキビと泳ぐことはマレで波の勢いにバランスを崩していることが多い。そのため、サラシ場で不安定にダートするアクションは本物のベイトに類似した動きだと考えている。
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