【ロックショア・スピリッツvol.1】活性の高いヒラスズキと遭遇するための取り組み
ときにはよい思い出を捨てる度胸も…
限られた時間の中で釣行するわけですから「過去によい思いをしたポイントに行きたい」「自信のある釣りをしたい」という思いに駆られがちです。しかし、ときにはそこをグッと我慢して行った(釣った)ことのない磯を巡ってみたり、確信めいたタイミングをあえてハズすことを心がけています。
完全にモノにしたと思っていたとことが実はとんだ勘違いだったなんてこともあります。それに、答え合わせも度が過ぎると徐々につまらなくなるでしょう。条件のよい日にチャレンジ的な釣行を実践するのはなかなか度胸がいることですが、結果が出やすいときこそ自身の引き出しを増やすチャンスだと考えています。
[spacer]上達に期限はないから心に余裕を持って楽しもう!!
2018年、寒風吹きすさぶ真冬の和歌山県南紀。一発のアタリが遠い時期ですが、休日に風が吹こうものなら磯に立っています。ボウズ率はやや高めですが、開拓も混じえつつ今シーズンも大いに楽しんでいます。
最後に、ホームグラウンドや遠征先の広いエリアの中で無数にあるポイントに対し、どのタイミングがベストなのかを精査していくことは白地図を塗りつぶしていくような途方もない作業ですし、地味で泥臭いものです。ただ、僕は磯のヒラスズキ釣りの本質的な魅力はここに集約されていると感じています。幸い釣りには試験なんて野暮なものはなく、上達することに期限はありません。それゆえにケガやトラブルがなく、やり続けることこそが最大のテクニックであると考えています。
[spacer] [spacer]《使用タックル》
【ロッド】
AIMS・BlackArrow110MH
【リール】
4000番
【ライン・リーダー】
PE1.5号・ナイロン8号
【ルアー】
AIMS・Arrow Head140F
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AIMS・Arrow Head120F
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AIMS・Splash Head120
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【土師雄起・プロフィール】
ホームの紀伊半島をメインステージに、積極的に各地へ釣行してヒラスズキや青物を狙うバリバリのロックショアマン。類い稀なる開拓精神の持ち主で日々トライ&エラーを繰り返してその知見を広げている。※上記のリンク先にある「磯のヒラスズキゲーム・安全とマナーについて」を必ず読んでいただき、ルールやマナーを守り、安全対策をしっかりと講じたうえで事故やトラブルのない釣りをお楽しみ下さい。
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