【マニアな仲間たち vol.1】伊豆・新島沖のキンメジギング | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 2

【マニアな仲間たち vol.1】伊豆・新島沖のキンメジギング

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ハリに工夫することで苦手な時間帯を克服

早起きが苦手な私は、朝イチの好条件でハズすことが多い。これは今までの課題でもあった。キンメダイは、夜は浅い場所に、昼間は深い場所に移動して餌を取っている。朝イチは200~300㍍のポイントを狙うのだが、この場合は400~500㌘のジグを選択し、ハリは以前使っていたものから「シワリ3/0」を選ぶようにした。着底時の根掛かりの軽減と、できるだけハリを魚の口中に入れ、ハリが口内から外に抜けるイメージだ。ハリ先を少し内側に曲げ、フォール時のジグとハリの距離をイメージしてアシストラインの長さを設定する。

シワリはハリ先が緩やかに内側に曲がる。このハリ先を内側に向けると根掛かりが少なくなるが、スレ掛かりも少なくなる。このセッティングの場合はハリを口の中に入れる、ジグとハリを離さないアシストラインの長さに設定するということが重要となる。水族館で観察したキンメダイは受け口になっていて、口を広げて下から上にすくい上げるように餌を捕食していた。

このハリのセッティングが合うようになり、以前なら失敗の多かった朝イチからキンメダイが釣れるようになり、やり取り中のバラシも少なくなった。ジグの選択も重要だが、ハリを合わせていくおもしろさを改めて実感した。

スロー系ジギング キンメダイ3

8~9月、私の釣行したタイミングでは何とか姿を見ることができるという状況であった。魚のサイズも小さい。

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スロー系ジギング キンメダイ4

10月初旬、岩手県岩泉からやってきた八重樫さん。今年も多くの東北の仲間たちがキンメジギングを楽しんでくれた。

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  • アングラーズサポートサービス・レストリングフォースの開発のためにこの海に通った大石直也さん。情熱が新しいタックルを生み、新たなターゲットが育っていく。
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スロー系ジギング キンメダイ5

迫力がある180㌢ほどのバラムツ。ヒットしたキンメをこの魚に食われることもある。

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