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オレ流・不滅トレンド(前編)

フィッシング アイテム ギア7

機能性、個性、存在感、思い入れ…。長年ルアーフィッシングを続けてきたエキスパートがこよなく愛する、渋さを越えた苦いギア紹介の前編をお届けします!!

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このリールで釣るからこそ満たされる。そんな釣りも最高!!

武田 栄

●アブ・アンバサダー#6000各種、カーディナル、シェイクスピア・2062NL

アブのベイトリールであるアンバサダーは、当初ライギョ釣り用として使い始め、後にヒラスズキゲームにも使いだした。以来、メーンとしているのは、故障してもすぐに直せるからだ。カーディナルはナイロンラインでのトラウトゲーム用として年に何度か渓流で使用している。

シェイクスピア・2062NLも年に数回だけではあるが、ナイロンラインをビミニツイストにしてラインシステムを組み、ナギの日のサーフや河川でのシーバスゲームに使用している。このリールでシーバスを釣り上げたときの満足度は格別なものがある。そこそこのサイズを1匹キャッチしていい写真が撮れればその日はもう十分だ‼

最新鋭のタックルの性能を生かして攻略するライトゲームはさておき、僕にとってトラウトやシーバスゲームはときとしてスペックだけではない「自然と戯れる癒しの釣り」となる。軽さや滑らかさといった使い心地のよさが釣果に直結することがあるのも確かだが、それが「記憶に残る釣り」となるかどうかは別だ。いずれも懐古趣味的な面が大きいリールであるが、ときにはそうしたタックルに味わいを求める釣りをされることをみなさんにおすすめしたい。

とはいえ、アンバサダーはクラシック系、パーミング系ともに入手は困難。特に、僕がヒラスズキゲームで愛用するC3ウインチやC4などはかなり希少な存在だ。インターネットで検索すればいくらかは出品されていると思うが、故障品や調子のわるい「ハズレ」を引かないようにご注意を。カーディナルは渓流での愛用者が多いことから比較的入手しやすいかも?

フィッシング アイテム ギア8

●お気に入りのキャップ各種

「キャップはとにかく育てる‼」 今大流行のスナップバックキャップファンとは真逆のこだわり?であるが、僕の釣りにコットンキャップは必需品。「イケてる中年キャップ」と呼んでもいいかも? 

とにかく被りまくって車のダッシュボードで乾かしながら育てるスタイルは、もう流行もクソもなくマイ定番‼ タックルやルアーと同様に思い出を作ってくれるお気に入りのコットンキャップには愛着が湧きまくりだ(笑)。

フィッシング アイテム ギア9

(SWゲームフィッシングマガジン 2015年1月号より)

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