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ステップアップを実現!! 【シーバスゲームの必勝スタイル】

ビッグシーバス ゴロタ浜1

激流エリアではいかに急潮流を制するかがシーバス攻略のキー。流れの緩急を見極めて潮流の壁にアプローチすることができれば…‼

解説:加地武郎

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攻略パターンの概要

僕のホームグランドは激流で有名な鳴門エリアだ。このエリアでのシーバスゲームはいかにして急潮流を攻略するかが大きなキーポイントの1つとなる。

釣りで重要となるのがターゲットについて知ることだが、これは経験値がモノをいう部分でもあり、修行を重ねていくしかない。それを実践して魚の位置を読む目を養いたい。

目の前のポイントの状況を踏まえ、まずはどの位置にベイトがついていて、どのラインを回遊するのか? それがわかれば本命のシーバスがどこに入ってくるかが見えてくる。

シーバスはさまざまな場所に生息しており、その行動については地域によっても多少の違いがあるだろう。鳴門エリアではおおよそ12月後半から2月に産卵行動を取る個体が多く、ハイシーズンとなる11月以降は乗っ込みによる荒食い期にあたる。

また、この時期は強い北西風が吹くため、鳴門エリアでは強風にあおられたベイト(イワシ類)がショアラインに押し込まれる。なおかつ風で水面が波立って濁りが発生するため、シーバスにとっては気配を悟られにくい状況でベイトが捕食できる絶好の栄養補給期となるわけだ。ただ、そんな中でも好条件と悪条件が存在し、北西風が強く吹いたり潮流が強くなるタイミングが朝まづめと重なるときが絶好のチャンスとなる。

実践方法

急潮エリアでは必ず強い流れと緩い流れが発生するが、シャローエリアでは特にそれが顕著に現われる。そして、まずはこの2つの流れにルアーを通せる場所に立ち位置を取ることが先決だ。

緩くて太い単調な流れの中でヒットすることもあるが、これは回遊中の個体が交通事故的にヒットしてくるに過ぎず再現性が低い。シーバス自体もベイトを追い詰めるイメージで捕食していないため、半信半疑的なバイトとなってフッキングも浅くてバレやすい。というわけで、狙って取るためにまずは流れの緩急を捜す必要がある。

そして、肝心な流速の差は水面の波立ちの違いで判断できるし、ルアーの引き抵抗の変化からも感知することができる。これらを目安に自身の立ち位置を調整していくわけだ。

立ち位置が決まれば流速の変化によって生じる潮の壁を中心に狙い、ルアーで流れを刻んでいく。その中ではヒットチャンスを高めるためにも回遊ルート(緩い流れと速い流れの境目の緩い流れ側)を重点的にチェックするようにしたい。

キャストについてはフルキャストしているアングラーをよく見かけるが、実際にシーバスの回遊ルートはシャローラインと平行に、潮しもから潮かみに向かっていることが多い。したがって明確な意図もなく沖をチェックしても効率がわるくなるだけだ。それで時合を逃したり、5匹取れるところを2匹しかキャッチできなかったりするなどロスに繋がる。

また、潮流の壁にストラクチャーがからめばピンポイントを狙い撃ちすればOK。そうでない場合は潮流の壁でできるだけ長くルアーを泳がせるためにも斜めに横切らせるようなトレースコースをイメージすればいいだろう。

ビッグシーバス ゴロタ浜2

注意点&応用パターン

今回ピックアップしたシーバスゲームはゴロタ場のウェーディングスタイルとなる。ただし、ウェーダーは立ち込むのが目的ではなく、波除けのために着用すると考えてほしい。ポイントによっては少々立ち込むケースもあるが、基本的には波打ち際に立ってキャストするイメージだ。

また、周囲でヒットさせているのに自分だけノーバイトというときは次の2点が原因と考えられる。

①ルアーの飛距離が足りていない…まずは魚のいるところにルアーを届ける必要があるのでタックルを見直すか、最終的にはジグミノーやシンキングペンシルを使用して飛距離を稼ぐといいだろう。ただし、最初からジグミノーやシンキングペンシルを使うことはおすすめしない。理由は自重のあるルアーほどバラしやすいからだ。軽量ルアーをなるべく遠くへ飛ばすことがキャッチ率アップに繋がることを覚えておいてほしい。

②狙っているレンジが深い…この時期のシーバスのベイトは、ほぼカタクチ&ウルメイワシ、サヨリなどの表層系ベイトと考えてOK。したがって狙うレンジは浅いほどよいといえる(年回りによってはマイワシが多いケースもあり、このようなときはレンジが下がる)。ルアーはシャローランナータイプのミノーやトップウォータープラグなどを使用すればいいと思うが、このときに注意したいのはリトリーブ速度が速いと潜ってしまうルアーも多いということ。使用するルアーの特性をしっかりと把握しておくことが重要だが、前述のようなタイプならゆっくりと漂わせるようにリトリーブすればきっちりと食ってくる。

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