【ライトオフショアゲーム基礎講座①】メタルスッテゲーム
タックル考察
ベイトとスピニングの2タックルを用意しておけばさまざまな状況に対応しやすくなるが、まずは手持ちのライトなスピニングタックルでも十分に楽しめる。ただ、専用タックルの購入を考えるのであれば、ベイトタックルがおすすめだ。前述のようにカウンターつきリールのメリットを生かせば、ビギナーでも効率よく釣果をのばすことができるだろう。私の場合、ロッドはメジャークラフト・KGワンKGE-B70NS/stを使用している。
[spacer]ラインはPE0.4~0.6号に、リーダーは2号前後が標準となる。その先にスナップをセットしてメタルスッテ単体で楽しむのもいいし、上部に浮きスッテや小型の餌木をセットした2点式のパターンもある。このあたりは好みのスタイルに合わせて選べばいいだろう。
メタルスッテは8~15号(30~56㌘程度)までを数種類用意しておこう。カラーに関しては自分の直感で選べばOKだが、地域ごとに抜群の実績を誇るご当地カラーが存在するので船長に事前に確認するのが無難だ。
応用パターン
まずはシンプルなメタルスッテ単体でこの釣りの感覚を磨くのがベスト。アクションがつけやすく、トラブルも少ないのでビギナーでも安心だ。イカとのダイレクトな駆け引きが楽しめるのも単体ならではの魅力だ。
効率よく釣果をのばすなら小浜リグやアシストリグとも呼ばれる2点式の仕掛けもおすすめだが、船宿によっては使用が禁止されていることもあるので事前確認が必要だ。一般的にはルアー2点までが認められるケースが多く、エダスに2つ以上のルアーをセットするのはNGとなる場合が多い。
枝バリに装着するものは浮きスッテと小型の餌木に分類されるが、どちらか一方にアタリが集中することが多いので、両方とも用意しておきたい。
ウルトラライトジギングも見逃せない‼
メタルスッテゲームの前のちょっとしたお楽しみとしてオススメなのが、5〜10㌘程度の小型ジグを使用したウルトラライトジギングだ。30㌢オーバーのアジやメバルが手軽に狙える。最近では、この2つのリレー便が楽しめる船宿もあるのでぜひチャレンジしてほしい。
ショアでは大物と呼べるサイズが手軽に狙えるだけに、ライトゲームの醍醐味を存分に味わえるだろう。
(SWゲームフィッシングマガジン 2014年1月号より)
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