メバリング・スプリット&キャロライナリグ入門
アプローチ方法
中間シンカーリグの有効性が発揮されるシチュエーションは、潮流が速いエリアや水深が深いポイントです。港回りでいえば波止の先端や外向き、ジグヘッドリグでは届かない常夜灯の明かりの外周などです。また、そこそこのウェートでなければキャストしづらい強風時にも有効です。
アプローチについては、メバルは表層から宙層にかけて群れていることが多いので釣り始めは表層、キャストを重ねるにつれて宙層、ボトムへとレンジを刻むように探るのが効率的です。まずはロッドアクションを入れないタダ巻きでポイントに通し、反応が薄ければリトリーブの最中に竿先を小さくチョン、チョンと動かしたり、ほんの一瞬手を止めてリグを落とし込むといったアクションを加えましょう。
適度な流れがある場所ではリグを潮かみへキャストし、潮流に乗せながらリトリーブします。このとき、リグが流されることで生じるラインスラックのみを巻き取る程度のリトリーブスピードが理想的です。潮流に乗って流される遊泳力の弱いベイトをイメージし、その動きを演出するように操作しましょう。
そして、立ち位置よりも潮しもまで流されてラインがリグに引っ張られるようになれば回収します。
アプローチの流れ
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